地球一周写真展「Standing Together! Standing Stronger!!」(立ち上がろう!ともに、そして強く!!)がはじまります

4月24日、第73回ピースボート地球一周の船旅が横浜港から出航しました!!
そう、ピースボートは地球一周クルーズを通して国際理解を促すNGO。
震災支援活動を行う傍ら、国際交流のための「地球一周の船旅」も引き続き行っています。

大勢が見送る出航シーン 「いってらっしゃい」コールが絶えません
大勢が見送る出航シーン 「いってらっしゃい」コールが絶えません

3月後半から宮城県石巻市の災害支援活動を続けてきたピースボート。その間、国際交流という本来の趣旨に基づいて、海外からのボランティアも積極的に受け入れてきました。

現在にいたるまで、世界25か国から約100名が現地の復興のために作業してきました。また、イラク、エジプト、ベネズエラ、コスタリカ、コロンビアな ど、15か国の大使の被災地訪問もコーディネートしました。海外からの支援を受け入れる活動を通して、大変なときにこそ国境を越えて人と人がつながる、と いう国際協力の重要性を痛感しています。

感謝の気持ちと災害の現状を世界の皆さんに伝えるため、今回の震災に関する写真展を各寄港地で開催することを決定しました。横浜港を出発したばかりの第73回ピースボート「地球一周の船旅」では、訪れる19か国で写真展を行います。

出航に先だって行われた記者会見には、ベネズエラ大使館の文化担当官、モーリス・レイナさんが駆けつけました。

「ベネズエラで起こった昨年の大洪水でも、日本のみなさんには助けられた。こんなときこそ力を合わせて状況をよくしていきたい」と協力の意志を語りました。

支援当初から現地でボランティア活動していたクルーズ参加者・金井直人さんも、

「現地の様子をしっかり伝えます」と力強く語り、船に乗り込んで行きました。

記者会見の様子
記者会見の様子

現地の地震や津波による惨状、ボランティア活動、海外からの支援の様子など、プロ写真家による写真パネル約20枚および英訳された現状説明とメッセージを、中国、インド、トルコ、フランス、ベネズエラなど世界19の港にて展示します。

各地で被災地への応援メッセージを集め、自然災害に対する国際協力体制の展望について意見を交換する予定です。

このブログでも、その様子を報告していきます。

船から震災の写真パネルを掲げています
船から震災の写真パネルを掲げています