【アーカイブ動画公開】「2024年PBV活動報告会~能登半島地震からまもなく1年~」ご参加ありがとうございました!

12月17日(火)、「2024年PBV活動報告会~能登半島地震からまもなく1年~」をオンラインにて開催いたしました。


これまでにないほど多くのお申し込みをいただき、急きょ増席するなど、たくさんの方にご関心を持っていただきました。ご参加
いただいた皆さま、本当にありがとうございます。 

 

アーカイブは以下より見ることができます。
公開は1月末までの予定です。ぜひご視聴ください。
 ⇒【アーカイブ配信】2024年PBV活動報告会~能登半島地震からまもなく1年~

また、ご視聴になりましたらぜひ 《報告会アンケート》にご協力いただけると大変嬉しいです。
今後の活動の参考にいたします。ご協力をよろしくお願いいたします。
 ⇒報告会アンケート

 

報告会概要

報告会では、おもに能登半島地震・豪雨の支援活動について振り返りました。輪島市と珠洲市にて震災直後より活動しているスタッフが、現地よりオンラインで登壇します。

輪島市・珠洲市ともに、それぞれの地域で実施している各種支援の実施内容からはじまり、現状の課題とできることとして、地震と水害の二重被害の影響や、厳しい北陸の冬を前に取り組むべき支援につい、そして来年以降も続く長期的な復興支援に向けて、課題とできることについてもお伝えしました。

 

 

また、珠洲市大谷地区に常駐しているキッチンカーを利用した新プロジェクト「FooBour(フーバー)」についてもご紹介しました。こちらは24時間いつでも必要な物資を取りにくることができる取り組みです。

 

報告会の後半は、今年の7月に東北で発生した大雨被害について、4ヶ月にわたる技術支援の取り組みをお話しました。国外の支援では、2月のチリ大規模火災、4月の台湾・花蓮地震、11月のインドネシア・レウォトビ火山噴火とフィリピン台風被害、また継続的に支援を続けているトルコ・シリア地震やウクライナ人道危機についてご報告しました。

PBVでは、これまでに海外31ヵ国、国内84地域(2011~2024年)でさまざまな支援活動をおこなってきています。また、継続した防災・減災教育にも取り組んでおり、アンケートをもとに中長期の避難所運営・避難生活における研修・訓練についてお話しました。

 

また、珠洲市で活動するキッチンカー「FooBour(フーバー)」の2台目が、現在は佐賀県にて、困窮する一人親家庭の食事支援を行っています。この支援サポートはふるさと納税でも行っており、その取り組みについてもご報告いたしました。

最後のQ&Aでは、事前にいただいたたくさんの質問に加えて、視聴者の方からも深く具体的な質問をいただき、延長しながらもできる限りお答えいたしました。私たちの活動についての質問のほか、現地の被災者に思いを寄せる言葉や、「自分にはなにができるだろうか」という問いかけなどを多くいただき、改めて、皆さまにどれほど支えられているかを実感しました。

 

2024年も、残すところあと数日となりました。来年も、わたしたちは被災地に寄り添った支援を行って参ります。また災害に備えた防災活動にも、いっそう力を入れてまいります。

 

今年1年間ピースボート災害支援センター(PBV)を応援してくださり、本当にありがとうございました。

これからも、どうぞPBVをよろしくお願いいたします!

 

⇒【アーカイブ配信】2024年PBV活動報告会

報告会アンケート