このたび、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の活動をご報告する「活動報告(年次報告書)」が完成しました。PBVは、年度ごとに活動報告を作成し、日頃お世話になっている方々へ1年間のご報告をしています。
→「2023年活動報告」PDF版はこちらから
(表紙は能登半島)
2023年度は、兼ねてより続くロシア軍のウクライナ侵攻による人道危機やトルコ・シリア大地震の支援のほか、ハワイ大規模火災、チリ大規模火災、台湾地震などへご支援を届けました。
国内では、今年もまた夏の水害の被害は大きく、九州北部豪雨、台風2号、台風13号など広範囲にわたり活動を行い、とくに7月の秋田大雨では年をまたいで支援を継続しました。
そして、2023年に起きた奥能登地震の支援も継続するなか、2024年元日に大きな地震が発生しさらには2024年9月の大規模な水害の影響で、PBVは能登半島の珠洲市・輪島市に常駐して長期にわたる支援活動を継続しています。
被災直後だけでなく、これまで関わった被災地に対して、地域が自ら回復する力を形成するまでの継続的な支援も行なっております。そのほか、2023年度はキッチンカーを利用した新プロジェクト『FOOBOUR(フーバー)』も開始し、あらたな支援にも取り組んでいます。
発災直後の現場入りや継続的な現地での支援、また日頃の防災活動などをおこなえているのは、皆さまのご支援のおかげです。それぞれの災害の活動報告を掲載しています。
⇒ 各災害支援の詳細なレポートは、個別の活動レポートをご覧ください
終わりのない自然災害、安心して暮らせる社会のために
自然災害は、気候変動と大きく関係しています。
大気汚染や温暖化などの影響で、誰がいつ被災者になるかわかりません。世界各地で起こる災害に対し、互いに手を差し伸べ合い、手を取り合っていくことで、安心して暮らせる社会が実現していきます。
すでに起きた災害支援だけでなく、その知見を活かす防災・減災教育にも力を入れています。
また、共に支援に取り組む方やPBVの活動を支えていただいているサポーターの方にコメントを寄せていただきました。
現在、PBVは能登半島地震・能登半島豪雨、東北大雨(2024年7月発生)、台湾地震、トルコ・シリア大地震、ウクライナ人道支援などの支援活動を継続しておこなっています。
災禍が一刻も早く終息するために。
災害につよい社会をつくるために。
引き続き、被災された方々の困難な状況が少しでも改善されるよう尽力していきます。
◆「2023年活動報告」PDF版はこちら◆
◆これまでの活動報告(年次報告書)一覧はこちら◆
https://pbv.or.jp/about_pbv
◆PBVの活動を継続的にご支援いただける「災害支援サポーター」を募集しています◆
ニュース報道がなくなってからも、復興への道のりはとても長く続いています。
「見捨てられている気がする」
「いつまでかかるのかわからない」
被災者の方々の生活が再建していくまで、寄り添っていたい。
そのために息の長い支援をおこない、また、予期せぬ災害が起きた時には素早く活動できるように、日頃から活動を支えてくださる「災害支援サポーター」を募集しています。
あなたの力が、被災地の力になります。
これからも、PBVをどうぞよろしくお願いいたします。