【クラファン新着】終了まであと5日!避難所での食事は我慢させないように

日々、クラウドファンディングへのご協力をありがとうございます。皆さまのご支援のおかげで、目標の70%まで達成することができました!本当にありがとうございます。達成までもう少し、最後までご協力と応援をよろしくお願いいたします。

皆さまから頂いたご寄付は、例えば避難所などの食事にも使用させていただきます。
避難所では、やっとの思いで難を逃れ、身を寄せる場所を求めて避難してくる方がほとんどです。着の身着のままなことも多く、必要な食糧を備蓄できていないケースもあります。PBVでは、緊急支援の段階から食事や水などをすぐにサポートできる体制を整えています。難を逃れ避難所での生活にも少しずつ慣れていったときに、ふと、身体が配給の食事を受け付けなくなる場合があります。
行政から避難所で配給される食事は、大人数分を確保するために、保存しやすい菓子パンやおにぎり、冷蔵保存できるコンビニで売っているようなお弁当が配られることがほとんどです。数日はそれでも食べることができますが、どうでしょうか、皆さんも想像してみてください。避難所とはいえ、朝昼晩と菓子パンやおにぎり、お弁当の食事を続けることができるでしょうか?

 

 

避難所にもよりますが、ほとんどの場合、お弁当は温めることができません。電子レンジがなかったり、レンジのための長蛇の列ができてしまいます。また、偏った栄養バランスになってしまうので、体調面での心配もあります。
人によってはアレルギーを心配したり、塩分を控えた食事をしたかったり、宗教上の理由で食べられないものがあったり、温かいものが食べたかったり、手作り感のあるものが食べたかったり。それらの要望は決して、「わがまま」で片付けられない、避難所で解決しなければいけない、一人ひとりの健康に関わる災害時の食の課題です。避難前のような食事は届けることはできませんが、それでも、食事では困りごとのないように支援をするのが、避難所を運営する上で必要なことのひとつです。
なので例えば、炊き出しなどを通じて1品温かいものを作ったり、その土地の故郷の味をふるまったり、野菜などを多く提供して栄養のバランスをとったり、アレルギー表示をしたり、何かの理由で食べられないものがある方には別途対応をしています。
コロナ禍での支援だとなかなか炊き出しを行う団体に入ってもらうことが難しい場合があります。熊本の被災地では、食事支援担当のスタッフが日替わりで1品提供したり、お弁当の種類を増やしたり、スープをご支援いただいて配食を行っていました。こうした工夫によって、被災された方の不安が徐々に解消していきます。PBVの人に寄り添った支援の1つでもあります。

 

 

また、協同組合や企業なども災害時の食の取り組みを見直そうという動きが出てきています。1つは「みんなの炊き出し研究所」(みんたき)という取り組みです。パルシステムさんと共同で、災害が起こる前から、食の課題を共有する仲間づくりを行っています。普段の取り組みには管理栄養士やボランティア、地域住民などと、メニュー開発や調理方法、運搬や災害備蓄食の活用を含めた緊急時の食材確保などをテーマに勉強会や訓練を行い、緊急支援を実施できる体制を構築します。緊急時には、被災者一人ひとりに配慮した「安心」で「温かい」食事を提供することを目指しています。こちらPBVのTwitterアカウントで定期的に情報発信をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

PBV Twitterアカウント
#みんたき

 

 

もう一つは「食べる支援プロジェクト」(たべぷろ)です。たべぷろは、災害時の食と栄養の問題をみんなで解決する官民学連携プロジェクトです。災害時の「食と栄養の」問題を解決するための共創プラットフォーム構築のために設立されました。栄養バランスの良い食事は、私たちの未来としなやかな社会の礎です。官庁、NPOと「食と栄養」に携わっている民間企業や学校が参加することにより問題解決のための学びとネットワークづくりを推進しています。こちらは味の素ファンデーションさんが中心となり、災害現場での食のコーディネーションを行っています。

 

 

「食べる」ことは「生きていくこと」です。それは災害時でも変わりありません。だからこそ、健康的で「食べたい」と思える食事を、これからの避難所で提供していきます。コロナ禍での実施は、より一層気を配り、衛生面で準備をすることが求められます。なので、コロナ禍の今、支援を必要としています。ぜひ、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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クラウドファンディング終了まであと7日!
最後まで応援をよろしくお願いいたします!
「コロナ禍でも被災者を支えたい」 #1人の100歩より100人の1歩