今年9月4日(日)に、PBVが実行委員会の事務局となり、「しんじゅく防災フェスタ2016」を開催します。まず、このフェスタを一緒に作り上げるボランティアの募集を始めました!
2015年3月の「市民防災世界会議」にも、たくさんのボランティアにご協力いただきました!
「しんじゅく防災フェスタ」は、今年度から始まる取り組みで、私たちにとっても地元新宿区における本格的な首都直下地震への備えと位置づけています。これは、地元行政側の防災を担う危機管理課とともに行う「地域防災の担い手育成」協働事業の一環で、事前募集するボランティアとともに、大きな防災イベントを企画・運営していくことになります。
PBVでは、これまでも新宿区社会福祉協議会や町内会の皆さん、また地域のNPO/NGOと発災時に向けた意見交換や防災・減災の研修などを重ねてきました。また地元行政や防災関係機関、学校や避難所、町内会、企業などもそれぞれの備えを行っています。こういった日々の積み重ねこそが、大災害へのいちばん大きな底力になるんだろうと思います。
2014年の「災害ボランティア養成講座」(主催:新宿区社会福祉協議会)の様子
2012年の「多文化共生と防災・減災を考える町歩き in 新宿」の様子
ただ一方で、新宿のような大都市であればあるほど、それぞれの動きがお互いに共有されていなかったり、情報や意識のムラが出るという課題もあります。この課題と向き合うには、もちろんPBV単独の活動では難しく、また短期間で解決するものでもありません。
そこで、この「しんじゅく防災フェスタ」は、新宿で活動する様々な団体が実行委員となり、9月1日の「防災の日」を目安に、次年度以降も継続して取り組んでいくことになります。今年が初めての実施なので、まだまだ中身の準備はこれからですが、ひとまずの公式ホームページを立ち上げました。
●ホームページは コチラ
今年の会場は、都立戸山公園と新宿スポーツセンター。戸山公園は地域の広域避難場所、スポーツセンターは新宿区の災害ボランティアセンター本部が設置される予定の場所。発災時の動きの想定練習にもなりますね。
実行委員会とともに、「しんじゅく防災フェスタ」を支えるのがボランティアの活動です。ボランティアのスタイルは、事前の準備や勉強会から参加する「フェスタ運営ボランティア」、外国人や障がい者とのコミュニケーションの架け橋となる「語学ボランティア」、そしてイベント当日のお手伝いをしていただく「当日ボランティア」の3種類。
まずは、フェスタ運営ボランティア、語学ボランティアの募集を開始しました。
●ボランティアの説明会・応募方法は コチラ
今後「しんじゅく防災フェスタ」の動きは、随時ホームページにアップデートしていきます。
特に東京都内や新宿区在住、在勤、在学者の皆さん、ぜひご協力・ご参加ください。