「防災の日」は、今から90年以上前、1923年9月1日に発生した関東大震災の教訓を後世に伝えるために1960年に制定されました
そんな日に皆さんが一番気になるのは、もし災害に遭遇した時に「自分や家族はどうなるの?」という事だと思います。
では自分が大災害に出くわすと想像してみてください。例えば今このブログを読んでる途中に震度6強の揺れが発生したとしましょう。
どこにいて、誰と一緒に、何をしていますか?
ちなみに震度6強の揺れでは人は立っていられず、はわないと動けない。固定していない重い家具も移動、転倒し、窓ガラスも割れ、戸がはずれて飛ぶことがある状況です。
その時あなたは、自分が助かる動きをできますか?倒れてきたものはありませんか?周りにいる人たちはどうでしょう?
例えば、建築基準法が変わる1981年より前の建てられた建物は倒壊するかもしれませんし、ビルの高層階では揺れが激しく、室内の被害も大きいかもしれません。その対策はされていますか?
さらに、水道・電気・ガスなどのライフラインは途絶え、情報を得るスマートフォンは電波が無くなり、何が起こっているのかわかりません。
その時あなたは、家族や友人、同僚との連絡を取る方法を決めていますか?
ある場所によっては、火災が発生します。建物の倒壊や道路の破損などによって道路が寸断され消防車や救急車が来れなこともあります。木造住宅が密集している地域では、火がどんどんと燃え移り大規模火災に発展していきます。あなたは避難する場所を知っていますか?
やっと避難所にたどり着き、初日の夜を迎えます。
水は?食べ物は?寝る場所は?トイレは?
そして、家族と連絡は取れましたか?
災害の対応は、一人ひとり、また家族ごとに違います。
住んでいる地域や職場のある場所によっても、被害の様相は異なります。そして、旅行中や出張中であったとしても、いつ、どこで遭遇するかもわかりません。
この日をきっかけに災害に備えることをしてみませんか?
自分や大切な人を守るために、自分にあった備えをしましょう。
PBVでは、ここにあげた、実際に「困った!」「やっときゃ良かった!」という声を元に、二つの防災プロジェクトを行っています。
是非ご活用ください。
【1】 防災教育「わが家の災害対応ワークショップ」の開催
【2】 防災グッズ「非常持ち出し袋と非常食キット」の販売