国連防災世界会議に向けて [その7] 市民向けイベント検索サイト「pubfo-sendai」

「第3回国連防災世界会議 in 仙台」まで、あと29日。

「本体会議」「パブリック・フォーラム(市民向けイベント)」「市民防災世界会議」それぞれのガイドブックやチラシが完成。国連、仙台市、そして市民側の準備を着々と進んでいます。

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本体会議ハンドブック(英語・PDF版・4MB)
※発行:UNISDR(国連国際防災戦略事務局)

パブリック・フォーラムガイドブック(PDF版・15MB)
※発行:第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会

市民防災世界会議(特設サイト)
※企画・運営:2015防災世界会議日本CSOネットワーク(JCC2015)

 

今日ご紹介するのは、
市民ネットワーク「JCC2015」が新しく立ち上げたポータルサイト
pubfo-sendai」について。

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上記のガイドブックにも一覧が掲載されていますが、10年に一度、世界中の防災関係者が集まる国連防災世界会議。それぞれの知見や取り組みを広く市民に知ってもらおうと、期間中5日間になんと約400本もの市民向けセミナーやシンポジウムが実施されます。

セミナー・シンポジウムのほか、せんだいメディアテークでは東北の自治体や企業、市民・住民団体、国連や海外のNGOによるブースがずらり。勾当台公園で開催されるのは、「防災のひろば・国際交流のひろば」。いわば国際防災フェスティバルです。災害時の特殊車両や装備の特別展示や音楽ステージ、世界各国の料理が並ぶワールドキッチンなど、ふらっと立ち寄った方でも楽しく学べるようにと工夫されています。

こういった市民向け企画の総称を「パブリック・フォーラム」と呼んでいます。仙台市内の10ヶ所以上、様々な会場を使って同時並行でイベントが進んでいきます。10年前の第2回国連防災世界会議(於:兵庫・神戸)と比べると、今回はNGO/NPOなどの市民企画が格段に増えたのも特徴です。


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とはいえ、こんな声もあると思います。

「パブリック・フォーラムと言われても、自分が国連の会議に参加できると思ってなかった」

「数が多すぎて、興味のあるイベントを見つけづらい」

そうですよね。

 

仙台市でも、「もう一度考える5日間 パブリック・フォーラム特設サイト」を開設して、イベントの一覧から日付やワード検索ができるように工夫をしています。ただ、一人でも多くの人に各セミナーやシンポジウムに参加してもらうには、各イベント企画者が主体的に情報発信をする必要があります。

一方、これだけの数のイベントから自分がどれに参加すべきか考えている人にとっては、「あなたには、これが勉強になると思うよ」と誰かに背中を押してもらいたい気持ちもあったりするんではないでしょうか。

 

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そこで、新しく立ち上げた「pubfo-sendai」には、

新しく決まった登壇者情報やイベントサイトのURLなどを各イベント企画者自身が投稿でき、自ら情報発信できる機能を付けました。また、検索するユーザー側には日付やテーマでタグ付けされた「あなたにオススメ」のイベントが表示される機能(Amazonのような機能)を付けました。英語対応もしています。

 

【 特 徴 】

1.フリーワード検索に加え、テーマを選択し検索ができる。
2.主催者からの追加情報を、随時挿入することができる(画像含め)。
3.ユーザーがあるイベントを選択すると、日付・テーマなどが似たものが「あなたにオススメのイベント」として表示される。
4.各自のFacebookアカウントから、各イベントにコメントを付けることができる。

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ぜひ皆さんも、一度ページを覗いてみてください。

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◎パブリック・フォーラム(市民向けイベント)検索サイト「pubfo-sendai」
http://sendai-forum.info/

 

※仙台市のサイト管理者にもご理解・ご協力の上で運営しています。

 

 

p.s. 国連防災世界会議の関連キーワード集を作ってみました。必要あれば活用してみてください。
→ コチラ (PDF・187KB)