28年前の、1995年1月17日午前5時46分。
阪神・淡路大震災が発生しました。
6,434名(関連死を含む)の尊い命に、ご冥福をお祈りします。
阪神・淡路大震災が発生した1995年は、多くのボランティアが被災地に駆けつけ、「ボランティア元年」と言われました。国際NGOピースボートが災害支援を始めるきっかけになった震災でもあります。
当時は今と異なり、ボランティアを受け入れるような社会的な仕組みはありませんでした。
実家が被災した山本隆(PBV代表)は「ボランティア希望者は活動情報や活動場所を求めて区役所に詰め掛けていましたが、区役所もその対応に苦慮していたように思いました」と振り返ります。
その頃の、支援活動・ボランティアの様子、また16年後の東日本大震災での災害ボランティアとの違いなどについて、2015年(阪神・淡路大震災から20年目)の山本のインタビューを再掲します。
現在では、国内に災害ボランティア活動が定着し、多くの専門性を持つNPOなどの民間支援も広がっていきました。各関係機関の連携も実践されるようになっています。
震災の教訓を活かすために、PBVも国内外の多くのネットワークに加盟し、様々な関係機関や団体と協力しながら災害支援にあたれるよう努めています。