7月20日イベントのお知らせ 『ばんちゃんナイト in Tokyo for Students ~ 被災者から見た石巻・大学生から見た石巻~』

震災から4ヶ月、石巻で活動してきたピースボート災害ボランティアの人数は約4,000人。各市町村の災害ボランティアセンターなどが発表している作業日ごとの1日1人計算定期派遣7日間作業の場合は、7人計算に直すと、のべ人数は20,000人を越えました。
ボランティア休暇を使って参加する社会人、インターナショナル・ボランティア、企業CSRとしての社員ボランティアなど、様々なバックグランドの方々が参加してくれています。そして、これから暑くなって体力が必要な時期に期待されているのが、学生たちのボランティア参加です。しかし、この4ヶ月、災害ボランティアに参加した学生の数はまだまだ少ないのが現状です。

そこで、これまで災害ボランティアに参加した学生たちを中心に、7/20(水)に「地球ひろば」で、今後災害ボランティアを考える学生向けのイベントを行うことになり、ピースボートも協力することになりました。特別ゲストに、石巻から”ばんちゃん”こと萬代好伸さん(こちらのブログをご覧ください)もやってきます。この夏、災害ボランティアを考えている学生の皆さん、ぜひお見逃しなく!!

『ばんちゃんナイト in Tokyo for Students 被災者から見た石巻 ・ 大学生から見た石巻』

東日本大震災のあの日からヵ月が経ちました。
最近、被災地の今を考える時間はありましたか──?
めっきり減った震災報道。時間と比例して人々の関心は薄れてきていています。
あの11日のことや被災地の今を忘れられていくことはつらいことです。
被災者にとっても、今も現場で復興のために頑張る仲間にとっても。
被災地が今、どうなっているのか、何が必要とされているのか
そして、どんな思いをこの4ヶ月間してきたのか。
宮城県石巻市で被災した“ばんちゃん”こと萬代好伸さんをゲストに迎え直接伺ってみようと思います。
どうか、関心を絶やさないでほしい。
私たちにも、できることはまだまだたくさんあるから。
若者の力こそが今、必要だから。
一緒に話を聞いて、考え、話してみませんか?
どんなことでもいい。きっかけが、見つかります。
たった一夜のばんちゃんNight in Tokyo。

【日 時】  7月20日水 1730 開場 1800 開始

【場 所】  JICA地球ひろば 講堂 東京メトロ日比谷線 広尾駅下車徒歩1分

【参加費】  無料

【対 象】  大学生、大学関係者

【定 員】  200名

【内 容】  第一部 18:00 – 19:00

『ばんちゃん』の話 (聞き役アーデル・スレイマン)

第二部 19:15 – 20:00

ワークショップ兼説明会 ばんちゃんを囲んで

【共 催】  NGA コットエンド漁業支援プロジェクト 被災地学生つなぎ隊

【協 力】  ピースボート災害ボランティアセンター

【話し手プロフィール】

○ 萬代好伸さん

3月11日、石巻市新館地区にある仕事場にて地震が発生。帰宅途中、津波に遭遇し、乗車中の車をバックして逃げ、なんとか山まで登り命を取り留めた。自宅マンションは1階まで浸水し、奥様の実家での避難生活が始まる。石巻市で活動するピースボート災害ボランティア活動に加わり、大勢のボランティア参加者の送迎、トラックでの土嚢運搬など、被災者ながら復興に大活躍した。持ち前の明るさと人懐っこさで、ボランティア参加者の人気者となった。

○ アーデル・スレイマン

リビア出身。慶応義塾大学総合政策学部1年。内戦状態に陥った母国の惨状に 胸を痛めつつも、4月初旬から5月にかけて、ボランティアとして石巻を訪れる。 現地では大勢のボランティアをコーディネーターする仕事を担った。「ばんちゃん」とは、大の仲良し。

【予約方法】

☆インターネットにて

http://goo.gl/rYS64 よりご登録ください。

☆お電話にて

TEL 03-3363-7967 「ピースボート災害ボランティアセンター」 までお電話ください。