「防災トレーニングキャンプ」 初日レポート 

3月23・24日、災害ボランティア・トレーニングのスキルアップとして、「防災トレーニングキャンプ-宿泊型の避難所体験-」を開催しました。

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会場は、美しい清流が有名な埼玉県長瀞町の施設

 

今回のトレーニングは、PBVのトレーナー陣に加え、石巻市からの語り部、秩父消防署北分署、WMA-Japan(株)モンベルなど、経験や専門知識が豊富な皆さんにもご協力いただきました。

参加者は、関東在住者を中心に、20-60代までの計28名。過去にPBVでボランティア経験がある人だけではなく、学生や社会人、遠くは大阪からの参加もありました。

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防災トレーニングキャンプの目的は3つ。

● 発災時を具体的にイメージしてもらうこと
● 発災時に、自分の身を守るために必要な知識と意識を学ぶこと
● 発災時に、参加者同士が助け合える仲間をつくること

 

まずは、地震の発災直後を想定。

火災やケガ人も出ているケース。初期対応ができるようにと、心肺蘇生やAEDによる救命講習、消火訓練を行います。

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基本的な救命方法を学んだ次は、より現場での応用を想定した救命訓練。

発災時の状況下では、急病者が防寒着を身につけていたり、寒い野外にいることが予想されます。資機材のない野外での救急を専門とするWMA-Japanより、太田さんと横堀さんがワークショップを行ってくれました。

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昼食を挟んで、午後は避難所を知るためのワークショップ。

仮の避難所地図に、運営に必要と思われる機能を考え設置していきます。時おり手にするカードには、過去の避難所で起こった問題や実際に在った相談が書かれてあります。参加者は、その都度、臨機応変な対応が求められたりと、現場での判断力を養います。

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さらに、今回は人道支援の国際基準「スフィア・スタンダード」についても学び、日本と海外との考え方の違いやちょっとしたアレンジでできることを知る機会になりました。

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夕食にも、ひと工夫。

上下水道が止まってしまった避難所では、いつも家庭で料理しているような水の使い方ができません。この日の調理法は「ポリ袋調理」。油を使わないで済むことからヘルシー調理法などで注目されていますが、容器も不要、節水もできる発災時に役立つ調理法とも言えますね。

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夜は、石巻市出身の語り部・萬代好伸さんからのお話。

ご自身もボランティアとして九州北部豪雨災害や、ニューヨークのハリケーン・サンディの緊急支援に駈け付けてくださっていますが、東日本大震災当時の経験と命の大切さについて、改めて伝えてくれました。

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そして、ようやく一日目が終了。

寝室は大部屋、寝具は寝袋。これも避難所体験の一環です。男女別にしたところは、少し甘めの設定ですが、それでも他人の寝息や歯ぎしり、イビキも聞こえてくる空間・・・。

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明日も早朝からのトレーニングですが、ちゃんと疲れは取れたんでしょうか。。。

(2日目レポートに続く)