【女川】きぼうのかね商店街のCMづくり

津波で多くの商店が流されてしまった宮城県女川町。この町には、いまふたつの仮設商店街があります。ひとつは、ウッドデッキづくりなど大工ボランティアたちが店舗拡張のお手伝いをさせていただいた「おながわコンテナ村商店街」。もうひとつは、50店舗が軒を連ねる「きぼうのかね商店街」です。

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「きぼうのかね」は、もともとJR女川駅前のからくり時計に付いていた釣鐘。震災後、その1つが発見され、復幸祭などでもシンボルとなってきました。

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「きぼうのかね商店街」は、今年4月29日に女川高校のグラウンドにオープンしました。青果店から衣料品店、スポーツショップから学習塾や飲食店まで、木造の仮設商店30店舗とプレハブ20店舗が、元気に営業しています。

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商工会の方々に、「女川の人同士をつなぐ。女川と女川を応援したいという人をつなぐコミュニティーサイトを作りませんか?」と提案したのは、今年4月のこと。

その後、RIJ(国際難民支援会)から、ホームページのサーバーや運営に必要な女川商工会への資金助成が決まり、サイトの立ち上げが決まりました。ただ外部の技術者が全部完成させてしまうのではなく、「商工会や店主の方々自身がやり方を覚えて、これから先も楽しんで情報発信できるようになってほしい」との思いから、技術指導もセットで行うプロジェクトにしました。

さらに新しい地域のつながりが生まれれば、と以前「災害ボランティアに関する意識アンケート」でもご協力いただいたHack for Japan にご相談。ご紹介いただいた仙台でWEBデザインなどを手がける株式会社ソノベが、技術指導を行ってくれることになりました。

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さらにさらに、サイトのコンテンツ(中身)づくりから、もっとたくさんの人に関わってもらおうと、今度はお店の方々、そしてボランティアにも協力してもらうことに。「仮設きずな新聞」とともに、「石巻魅力発信プロジェクト」を担当するPBVスタッフ岩元暁子が思いついたのは、ボランティアがお店一軒一軒を取材してCMを作るという活動でした。

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ボランティアは、写真の撮影やインタビュー原稿をまとめたりと、編集作業などを行います。普段からパソコン作業などに慣れていることもあって、第一弾のCM作成には、製薬会社サノフィ・アベンティスの社員ボランティアの皆さんにご協力いただくことになりました。

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聞き取ったインタビューなどをまとめるボランティア。

 

まだまだ全商店のCM完成には時間がかかりますが、「女川コミュニティ」のサイト&CM映像はこちらでご覧いただけます。

①ホームページ http://onagawa-town.com/
②facebook http://www.facebook.com/onagawa.community
YouTubeで「きぼうのかね商店街 CM」で検索。

 

最後に、プロジェクト担当の岩元からのメッセージです。

「こういったサイトや映像を通して、一度ボランティアで石巻や女川を訪れた人が観光や買い物で戻ってくるきっかけになったり、初めての人が足を運ぶ後押しになればいいなと思っています。CMを見た石巻のお店の方からは、『うちでもCM作りたい!』など、嬉しい反応をいただくこともあります。一度にできる量は限られますが、徐々に活動場所を広げていくつもりです」。