【大雨災害】 西伊豆町での活動レポート Vol.1

PBVでは、今日も静岡県賀茂郡西伊豆町で発生した大雨災害に対する緊急支援を行っています。7月22日に5名の準備隊が現地入り、23日より計16名で活動を始めました。

 

作業は、被害の大きかった安良里地区の家屋やお寺などで泥出しや清掃。この地域は家屋が密集して建っていて、車が通行できないので人の力での作業が中心です。今回は、急な呼びかけだったにも関わらず活動初日には、東日本大震災で活動してくれたボランティアや災害ボランティア・トレーニングの修了者が多数駆けつけてくれました。将来の災害に備えた平時のトレーニングが、ひとつの形になりました。

中には福岡や石巻から高速バスで駆けつけてくれた人も。

 

西伊豆町災害ボランティア本部(※静岡県では「災害ボランティアセンター」を「災害ボランティア本部」と呼びます)では、県内外から1日辺り100名〜300名のボランティアが集まり、被害のあった住民からのニーズに対応しています。しかし、今回の大雨は全国的に発生したもので、西伊豆町の被害状況を発信する報道も少なかったりと、いくつかの要因でボランティアが不足気味です。

 

PBVのボランティアは、チーム単位で数日間滞在するスタイル。その日限りの活動ではないので、宿泊場所のアレンジなどでご協力いただくことにはなりますが、その分1日で終わらなかった作業を翌日以降に持ち越して最後まで完了させられたり、個人ボランティアとして直接やってきた人たちに前日までの状況を共有した上で一緒に作業できるといったメリットもあります。

 

この日は、地元の小学生たちも先生とボランティアに参加していました。もちろん地域住民の皆さんも自分たちでできることは、自分たちで助け合ってやっています。地域のつながりの大切さを実感しました。

 

西伊豆町災害ボランティア本部は、7月28日まで続く予定です。私たちも、最後までしっかりと体調管理しながら活動を続けたいと思います。

 

※西伊豆町での緊急支援は、皆様からの募金と東京海上日動火災保険株式会社の「Share Happiness倶楽部」からお預かりした災害支援初動募金で実施しています。

※緊急支援募金へのご協力をお願いします。募金方法は コチラ