【3日目】日・中・韓 言語を越えた交流

2016年7月31日 洋上1日目

釜山の翌日は1日洋上で過ごす日となります。
朝のホームルームでは、1日の予定を確認します。
子どもたち対象の企画以外は自由時間も多くあるので、船内で行っている企画やデッキに出てみたりと思い思いの過ごし方をする日です。
子どもたちは「船内新聞」という船内の企画が一覧になったものを見ながら「どこに行こうかな?」、「どのように過ごそうかな?」と考えていました。

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まずは、水先案内人(洋上講師)であるチャオ・ゼンさん(経営コンサルタント)による、「わくわく上海」に参加しました。これは、明日、寄港する上海について事前知識を深めワクワクしてもらおうというものです。クイズ形式で上海のあれこれを面白おかしく話してくれました。
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【2日目】韓国・釜山 ドキドキの街歩き

2016年7月30日 釜山寄港

今日はいよいよ初の寄港地となる韓国の釜山です。プロジェクト参加11名の中には、初めての海外旅行の子もおり、新しい出来事の連続に緊張とワクワクが隠せない様です。

釜山入港での初めての入国審査や、初めてのツアーなど。

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韓国でのツアーは「歴史散歩~日本と韓国のつながりを感じる~」というものです。
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【1日目】南相馬から博多へ 船出航 「いってきます!」

2016年7月29日 博多出航

今日からいよいよ、8泊9日間のPEACE&GREEN BOAT(日韓クルーズ)が始まります。
早朝は、福島県南相馬にある鹿島生涯学習センター、通称「さくらホール」に緊張した面持ちの11名の子どもたちとアシスタント1名が集合しました。始まりです。初めての海外、そして船旅。ワクワクとドキドキ、ちょっぴり不安の混ざった顔の子どもたは、バスに乗って仙台空港へ出発しました!

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バスの中や、飛行機の中では、これからの9日間を共にする仲間たちとの交流が進みます。そして、ついにピースボート、オーシャンドリーム号が待つ博多に到着しました。空港の到着ゲートで待ちかまえていた、「かすみん」こと、ピースボートスタッフ野口香澄と合流しました。
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夏休み、東アジア交流の船旅に行ってきます!

6月19日(日)、夏休みの日韓クルーズで行われる福島子どもプロジェクトに
参加する南相馬の中学生たちのための最初の説明会が行われました。

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中学生と親御さんたちが集まった説明会(南相馬市鹿島区)

 

初めての顔合わせ。
少し緊張した面持ちでしたが、皆さん、真剣に話を聞いてくれました。

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【福島】 「子どもプロジェクト2016・夏」の実施が決定!

今年も「福島子どもプロジェクト」の実施が決まりました!

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2011年の夏、原発事故後の厳しい環境で暮らす福島の子どもたちに「夢と健康を!」との想いで始め、今回で6回目の海外体験・国際交流プログラムです。これまでに100名以上の南相馬市の中学生が参加し、訪れた国々やピースボートクルーズ洋上での学んできました。

今回は当時中学生だった元参加者をアシスタントに加え、夏の「PEACE & GREEN BOAT 2016」で、韓国、中国、沖縄などの東アジアを巡ります。

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久しぶりにみんな集合、懐かしの船へ!

8月16日朝6時過ぎ。関東で行われる同窓会に参加するため、さくらホールの駐車場へ懐かしの顔が集まってきました。どきどき、わくわく。みんなそろったら、いよいよ出発。目指すは、横浜港に停泊しているオーシャンドリーム号です!

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「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告書ができました!

みなさまのあたたかいご支援をいただき、「福島子どもプロジェクト2015年春休み」が無事に終了しました。ご支援、ご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

活動の記録が完成しました。以下のリンクからPDFでご覧いただけます。

▼福島子どもプロジェクト2015年春休み・活動の記録

http://pbv.or.jp/download/2015FukushimaYouth_Report_Color.pdf

 

 

報告書_画像

今後のプロジェクト持続のため、今後とも温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。

 

◆ご支援のお願い

福島子どもプロジェクトでは、プロジェクトの持続のため募金の呼びかけを行っています。皆様のご協力をお願い申し上げます。
◇郵便振替
郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください
◇銀行口座
ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください
◇クレジットカードでの募金は コチラ
※「福島子どもプロジェクト」は、国際NGOピースボートと一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

『人生の大きな目標つかんだ旅』井戸川明詩さん、朝日新聞で紹介!

「福島子どもプロジェクト2015年春休み」が終了してから、2週間が経ちました。4月3日に帰ってきてまもなく、新2年生、新3年生へとステップアップした子どもたちから、今回の旅の感想文が、続々とピースボートの事務所へ送られてきています。みんなとても充実した時間を過ごしていたんだな〜と、あらためて心があたたかくなる毎日です。

そんな中、とても嬉しいニュースが舞い込んできました。

今回の旅に参加した井戸川明詩(いどがわ・あすか)さんが、2015年4月17日朝日新聞の人物紹介欄で紹介されたのです!

■  朝日新聞「(ひとひと)井戸川明詩さん(13) 国際交流の短期航海参加 南相馬市立小高中2年/人生の大きな目標つかんだ旅」(2015年4月17日朝刊)

 

左から2人目が井戸川明詩(いどがわ・あすか)さん

4月1日、広島出航時に紙テープを投げる井戸川明詩さん(左から2人目)

 

「国境なき医師団の看護師になり貧しい国の病気の人を助けたい」旅の最後にピースボート船内で行った発表会で、そう宣言した井戸川さん。記事の中では、そんな井戸川さんが、旅先での様々な出会いを通して、「原発事故を経験した自分にしかできないことは何か」考えを深めていく様子が繊細に描かれています。

福島県内で朝日新聞をとっていらっしゃる方、4月17日の朝刊を再度チェックしてみてください!

また、4月3日に南相馬市役所を表敬訪問し、桜井勝延市長へ活動報告したときの様子が、以下の新聞で紹介されました。

  • 福島民報「体験成長の糧に 市長に活動報告」(2015年4月7日朝刊)
  • 福島民友「多文化交流成果伝える」(2015年4月7日朝刊)

そのほか、臨時災害放送局 南福島ひばりFM(http://hibarifm.wix.com/870mhz)では、今回の旅の様子を4日間で計20回(3月26日、31日、4月2日、3日 12:00、再放送15:00、21:00、00:40、翌07:00)放送していただきました。

取材していただいたメディア関係者の皆さま、この場を借りて、どうもありがとうございました!

笑顔で「ただいま!」南相馬市長へ活動報告&ラジオ出演

4月3日、いよいよ最終日。9日間の旅を終えて子どもたち12名、無事に南相馬に帰ってきました!

「あぁ、疲れた〜!」「春休みの宿題おわらせなきゃー」と賑やかに話している子どもたちの表情は、どこか誇らしげ。出発したときより一回りも二回りも成長した子どもたちが、自分たちの言葉で今回の旅を報告します。

まずは、南相馬市市役所を訪れ桜井勝延市長に活動報告!

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「一番楽しかったことは、初めての海外で韓国に行ったことです。韓国料理がおいしかったです!」

「広島で路面電車に乗ったりお好み焼きを食べたり、原爆ドームで戦争の話を聞いたことが印象に残っています。」

「船の中で、海外の方と英語で話せたことが一番の思い出です。いつか地球一周して世界中を旅してみたいです。」

桜井市長も子どもたち一人一人の声に丁寧に耳を傾けてくださいました。

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市長への報告を終えると、急いで隣接しているラジオ局へ。

なんと、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」に生出演です!

ここでも、旅を通して楽しかったことや、印象に残っている出会いなどを報告しました。

「船の中で出会ったフォトグラファーの安田菜津紀さんの話が印象に残っています。話を聞いて、“仕事は役割”ということを学びました」

「今回の旅を通して、いろいろな職業の人の話を聞いて夢が見つかりました。私は、世界中の貧しい人たちのことを、日本で知らせられるような仕事がしたいです」

「いろいろな国の人たちが仲良く生活している船内のように、日本も南相馬も平和であってほしいと思いました」

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みんな同じ時間を過ごしていても、感じたことや印象に残っていることはそれぞれ。一人一人、まっすぐ、しっかりと発表している姿に、思わず胸がいっぱいになりました。

最後に、パーソナリティーから「今回の旅が楽しかった人ー?」と聞かれると、全員そろって「はーい!」

充実した旅だったということは、みんな一緒のようです。よかった、よかった!

今回の旅で学んだこと、感じたことが、どうかこれからの人生の役に立ちますように。またいつか、みんなで笑顔で会いましょうね。

末尾になりましたが、今回のプロジェクト実施にあたり、本当に多くの方々からご支援ご協力いただきました。子どもたちに代わり、心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

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今回の市長への活動報告の様子が以下の新聞で掲載されました。

福島民報「体験成長の糧に 市長に活動報告」(2015年4月7日朝刊)

『(中略)生徒たちは「戦争の悲惨さを学んだ。平和を大切にしていきたい」。「旅先で外国の人と英語で話せてよかった」などと桜井市長に報告した。桜井市長は「学校の授業では学べないことがたくさんあったと思う。今回の体験を成長につなげてほしい」と話した。』

福島民友「多文化交流成果伝える 南相馬」(2015年4月7日朝刊)

『(中略)活動報告では、「多くの人と交流を深められた」「ほかの世代の人たちと友人になれた」など、参加者が一人一人船旅を振り返った。桜井市長は「ほかの国の人たちと仲良くなれたのは良かった。この経験を生かしこれからいろいろなことを勉強してほしい」と激励した。』

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◆ご支援のお願い

プロジェクトの持続のため「ふくしま募金」の呼びかけを行っています。皆様のご協力をお願い申し上げます。
◇郵便振替
郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください
◇銀行口座
ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください
◇クレジットカードでの募金は コチラ
※「福島子どもプロジェクト」は、国際NGOピースボートと一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

 

わが故郷 南相馬へ!

「はい!チーズ!」
素敵な似顔絵を持って、この旅最後の集合写真。
宿泊させていただいたホテルのイラストレーターのみっちさんが子どもたちの為にと描いてくれました。

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神戸空港までのポートライナーにのって
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