2016年7月29日 博多出航
今日からいよいよ、8泊9日間のPEACE&GREEN BOAT(日韓クルーズ)が始まります。
早朝は、福島県南相馬にある鹿島生涯学習センター、通称「さくらホール」に緊張した面持ちの11名の子どもたちとアシスタント1名が集合しました。始まりです。初めての海外、そして船旅。ワクワクとドキドキ、ちょっぴり不安の混ざった顔の子どもたは、バスに乗って仙台空港へ出発しました!
バスの中や、飛行機の中では、これからの9日間を共にする仲間たちとの交流が進みます。そして、ついにピースボート、オーシャンドリーム号が待つ博多に到着しました。空港の到着ゲートで待ちかまえていた、「かすみん」こと、ピースボートスタッフ野口香澄と合流しました。
早起きした子どもたちはお腹がぺこぺこ。博多といったら「博多ラーメン」。有名店にて、名物とんこつラーメンを頂きました。
博多の市内をタクシーで駆け抜け着いた先は、「博多港国際ターミナル」。韓国・釜山との定期便を有する港には年間約160万人の旅客が行き来します。そこで待っていたのは、赤い煙突がシンボルマークの、ピースボート・オーシャンドリーム号。全長205メートル、横幅 26.5メートルの船です。
「うわ~でかい!!!」
子どもたちの無邪気な歓声が上がります。また、そこで出会ったのは、一緒に乗船する、「熊本子どもプロジェクト」の中学生17名でした。南阿蘇出身の彼らは、先の熊本地震で被災しました。福島こどもと熊本子ども、乗船手続きの間、さっそく中学生同士の大交流始まりました。
ついに、船内に入りそれぞれの客室に入ります。荷物をほどき、その後は避難訓練です。客室にある救命胴衣を手に、避難の手順を確認。皆、真剣な面持ちで説明を聞きました。
その後は夕食です。初めての船内コース料理。フォークやナイフの使い方にドキドキしながら、美味しい料理を頂きました。
明日は、いよいよ初寄港地の韓国の釜山です。