南相馬の中学生12名をオーストラリアの大自然へ! 福島子どもプロジェクト2013年春 ホームステイ&環境教育体験プログラム

南相馬の中学生12名をオーストラリアの大自然へ! 福島子どもプロジェクト2013年春 ホームステイ&環境教育体験プログラム

東日本大震災と原発災害は、福島の人々の日常に大きな影響を与えました。「放射能への不安から、屋外で十分に遊べない」「仮設校舎や仮設住宅の生活で、集中して勉強ができない」など、事故から2年近くが経過したいまも、特に子どもたちを取り巻く環境は厳しいままです。

ピースボートが震災後に立ち上げた「福島子どもプロジェクト」では、福島の子どもたちに”夢と健康”を届けようと活動してきました。2013年の春休みは、南相馬市の各中学校から選ばれた12名を対象に、オーストラリア・メルボルンでのホームステイと環境教育のプログラムを実施します。

中学生という多感な時期に、独特で豊かな自然が残るオーストラリアでの日々が、参加する一人ひとりにとって大きな経験になることはもちろん、福島や日本の持続可能な未来を考える貴重な出会いと学びを持ち帰ってくれるでしょう。

参加者や協力団体、プロジェクトの様子はこのブログで紹介していきます。ぜひ、みなさまのあたたかいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

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福島とベネズエラ 若き音楽家たちのその後

2012年夏、アメリカ大陸から日本まで、太平洋をともに航海した、ベネズエラと福島の若き音楽家たち。新年を迎えたいま、どのように過ごしているのでしょうか?

1.集合写真

 

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福島大学ユースプロジェクト 石黒美咲さんより

私たちは「脱無関心」というテーマで活動してきましたが、言ってしまえば、私自身も無関心の部類だったと思います。

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福島大学ユースプロジェクト 佐藤友里菜さんより

地球一周、そして日韓を巡る船旅を通じて、フクシマと世界について、学び、語り、考え続けてきた二人の福島大学の学生たち。2012年12月に東京・日比 谷で行われたNewclear Free Now・市民ひろばのステージで、その経験を発表しました。まずは、佐藤友里菜さんのスピーチ原稿からご紹介します。

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福島大学ユースプロジェクト 帰国報告

「フクシマと世界をつなぐ」をテーマに、8月から11月にかけての「第77回ピースボート 地球一周の船旅」で実施した「福島大学ユースプロジェクト」。帰国した福島大学の学生2名は、さらに12月1日~9日に日韓共催で行った「PEACE & GREEN BOAT 2012」にも乗船し、無事第1回目のプロジェクトが終了しました。

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シンガーのYukiLeeさんが、福島の子どもたちを応援。

大阪を中心に活動するシンガーのYukiLeeさんが、先日ピースボートの事務所を訪問。先月25日に行ったチャリティーLIVEを通じて「福島子どもプロジェクト2013・春」をサポートしてくださいました。


LIVEで楽曲を披露するYukiLeeさん(写真撮影:コサカシンタロウ)

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【福島】 2013・春の子どもプロジェクトチラシが完成。

春休みにオーストラリアで実施予定の「福島子どもプロジェクト」の概要と、募金へのご協力を呼びかけるためのチラシが完成しました。3月の本番に向け、この「ふくしま支援ブログ」にも、進捗を報告していく予定です。ぜひ、応援・ご支援の程よろしくお願いします。

●「福島子どもプロジェクト2013・春」チラシ(PDF:643KB)は コチラ

福島子どもプロジェクト2013・春 “大自然を体験し、持続可能な社会を作る担い手になる!”

2011年はアジア、2012年は北中米での国際交流を実施した「福島子どもプロジェクト」。海外での保養プロジェクトとしては3回目となる2013年・春は、オセアニアでの実施を予定しています。3-4月の春休み期間、福島県南相馬市の中学生たちによるオーストラリア・メルボルン市での国際交流や環境問題学習のプログラムです。

 

 

●自然の素晴らしさを体験する。
オーストラリアは、豊かな自然に恵まれた国。自然の素晴らしさを体験し、子どもたちの心と身体のケアするとともに、未来にその環境を引き継ぐことの大切さを感じてほしいと思っています。

●海外に友達をつくる。語学を学ぶ。
現地の学校訪問やホームステイを通じて、異文化交流や語学研修に参加してもうら予定です。日本とは異なる視点や考え方を知り、海外に友達をつくります。グローバルで、創造的な発想力を身につけ、これからの福島の復興、日本の再生に向けたリーダーになってほしいと願っています。

●持続可能な暮らしを考える。
メルボルンでは、地元のNGOや専門家から持続可能な暮らしについて学びます。また、原子力発電の燃料であるウランを採掘する過程で被曝された先住民アボリジニの人々との出会いを通じて、自然や健康とエネルギーの関係について考える場も体験してもらう予定です。

●感謝を伝える。福島の経験を共有する。
東日本大震災後、日本はオーストラリアからもたくさんの支援をいただきました。募金や応援メッセージの数々、そしてわざわざ来日して東北でのボランティアに参加してくれた人もいます。日本の経験を世界の教訓として知ってもらうことで、ひとつの恩返しにしたいと考えています。

 

今回のプロジェクトは、受け入れるオーストラリアでも様々な人・団体にご協力いただく予定です。
福島と世界をつなぎ、また子どもたちがその体験を福島や日本に持ち帰ることで、未来への希望と活力が生まれることを期待しています。


ベトナムでの交流する福島の中学生たち(福島子どもプロジェクト2011・夏)

 

 

※「福島子どもプロジェクト2013・春」の実現のため、募金の呼びかけを行っております。ぜひご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

◇郵便振替
郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください

◇銀行口座
ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください

【イベント】11/9 明治学院大学『音楽を通した社会変革への試み-フクシマ・ベネズエラ音楽交流プログラムに同行して』

明治学院大学(東京都港区)の国際平和研究所(PRIME)が主催で、講演会が行われます。講師は、今夏の福島子どもプロジェクト「福島×ベネズエラ×ロサンゼルス音楽交流プログラム」に同行してくださった同大学名誉教授で、同研究所客員所員の吉原功先生。

子どもたちの交流が生んだ前向きなエネルギーが、こうやって広がっていくのは、嬉しいことですね。ぜひ、ご参加ください。

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2012・夏のプロジェクト報告書が完成!

「福島こどもプロジェクト2012・夏」として実施した、「福島×ベネズエラ×ロサンゼルス音楽交流プログラム」の活動報告書が出来上がりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。ぜひご覧ください。

●報告書(PDF:1.91MB)の閲覧は、コチラ