【イベント】11/9 明治学院大学『音楽を通した社会変革への試み-フクシマ・ベネズエラ音楽交流プログラムに同行して』

明治学院大学(東京都港区)の国際平和研究所(PRIME)が主催で、講演会が行われます。講師は、今夏の福島子どもプロジェクト「福島×ベネズエラ×ロサンゼルス音楽交流プログラム」に同行してくださった同大学名誉教授で、同研究所客員所員の吉原功先生。

子どもたちの交流が生んだ前向きなエネルギーが、こうやって広がっていくのは、嬉しいことですね。ぜひ、ご参加ください。

 

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音楽を通した社会変革への試み
-フクシマ・ベネズエラ音楽交流プログラムに同行して
http://www.meijigakuin.ac.jp/event/archive/2012-11-03.html

【日 時】2012年11月9日(金) 午後6時30分ー8時00分
【場 所】明治学院大学白金校舎1507教室(本館5F)
【予 約】事前予約不要
【主 催】国際平和研究所(PRIME)
【講 師】吉原功 (PRIME客員所員、明治学院大学名誉教授)

【概 要】
今夏、ピース・ボートのプロジェクトでフクシマの高校生音楽家とベネズエラの青少年音楽家が太平洋上で生活をともにし、合同練習などをしながら交流を深めました。

ベネズエラにはエル・システマとよばれる音楽教育システムがあり、全国に地域センターが形成されています。エル・システマは貧困層の子供を主たる対象とする機関で、「音楽を通じた社会変革」を理念の中心に据えています。

そこでで育った音楽家によるオーケストラも全国に多数あり、その頂点にあるのがシモンボリバール・ユース・オーケストラです。指揮者グスターボ・ドゥダメルとともにいまやクラシック音楽界では世界の最高峰にあるとも言われています。

今回参加したベネズエラの音楽家たちは、かつて水害によって壊滅的な被害を受けた港町ラグワイヤの音楽センターで活躍している12歳から34歳までの青少年でした。災害被災地同士の交流といういう目的もあったわけです。

今回は、この交流プログラムに参加した体験記といった感じで報告したいと思いますが、ラグワイヤの音楽家たちを通してみられる、エル・システマという稀有なシステムの可能性について注目していきたいと思っております。

 


前列左から2番目が吉原先生。メキシコ・エンセナーダ港にて。

 

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