行政や関係機関とボランティアの役割、現場での判断力、被災地での安全管理、被災者への配慮方法など、ボランティアリーダーとして必要な知識を深めます。現場での活動経験を持つトレーナーがトレーニングを担当し、災害支援の基礎から応用編まで学ぶ2日間のプログラムです。
こんなニーズに
こたえられます
- 現場での実践力を身につけたい
- 発災時、どう現場の指揮をとるべきか知りたい
- 対象
- ボランティア経験者、災害ボランティア入門受講者
- 実施時間
- 2日間
- レベル
- 中級~上級
- 別途、旅費交通費のご負担をお願いいたします。
- 時間やレベル、費用など、ご要望に合わせたアレンジも可能です。お気軽にご相談ください。
研修内容
トレーニング内容は、重点を置きたいテーマをもとにアレンジして実施しています。
日本の災害対応における公的支援・民間支援の枠組や、発災後のフェーズによるボランティアの活動内容と危機管理について講義形式で紹介します。映像やカードゲーム「クロスロード」を使ったワークショップでは、被災地での多様なニーズと対応策、想像力、リーダーの心構えを養います。
被災地という特殊な環境における安全管理や傷病対策を時間や場所、活動内容に合わせて具体的に解説します(一部実技あり)。また、ボランティアリーダーが直面した課題を元にしたケーススタディを通して、リーダー像や対応策を考えます。
カリキュラム例:
災害の仕組みと日本の災害対応
災害ボランティアリーダーの心構え
災害ボランティア活動時の安全管理
傷病対策 講義と実技演習
ケーススタディ(事例検討)ワークショップ など
参加した方の感想
幅広い世代で一緒に話し合う中で、いい意味で自分の先入観が崩れていきました。実際の被災地でのボランティアでも、みんな同じ目的を持った仲間だと理解して活動したいです。
実際に被災地で活動した時、地元の災害ボランティアセンターにやってくる個人ボランティアとの共同作業でした。初めて災害ボランティアに参加する人も多く、安全への配慮や声かけ、妥当な人数の割り振りなど、リーダートレーニングで学んだ考え方が役に立ちました。今後も、この経験を活かしていきたいと思います。