時の流れはかくも早いもので
船はいよいよ最後の寄港地、広島を出港し、神戸へとむかいます。
それぞれの思いをのせ、風になびく紙テープ。出港式の始まりです。
子どもたちも、もちろん参加。
出港式なんて初めて!
おのずとテンションが上がります。
出港式では子どもたちのスピーチも!
これはかなり緊張していたみたいです。
自らスピーチをすると挙手してくれた二人の学生。
「この旅で本当に多くの方にお世話になりました」「これからももっともっと自分の世界を広げていきたいと思います」
その熱い想いを発します。
「せーの!」
元気いっぱい紙テープを投げます。
「うわー!きれーい!」
写真を撮ったり、
紙テープを眺めたり、大忙し。
そしていよいよ船が岸壁から離れます。
また、いつか。
この船上に戻ってきてほしい。そんな気持ちが溢れます。
船のゆるキャラ「シップリン」との記念撮影もまたよい思い出です。
この恒例のホームルームも今日が最後。
どことなく子どもたち、寂しそう。
こちらの二人はとても韓国に興味のある子どもたち。
ホームルーム終了後、韓国語を教えてくれたユン先生をつかまえて、個人的に韓国のこと、韓国語のことを聞いています。
もしかすると数年後の将来へのきっかけがここにあるのかもしれません。
限りある時間を少しでも有効に。
子どもたち、最後の船内生活を有意義に過ごしていました。