【3日目】シンガポールから船へ(後半)

〜シンガポール2日目 乗船〜

シンガポールでの楽しい時間も終わり
いよいよピースボート本船に合流。
パスポート・乗船券のチェックがとても久しぶりに感じます。

入国審査と搭乗手続きを済ませ、ターミナルを歩き進みます。

するとそこには一同の視線を釘指しにするものが・・・

そこにはピースボートの船がチラリチラリと見えいます。

焦る気持ちを抑えきれないのか、どんどんと足早に。。。

その気持ちも確かに分かります。
今日一番の楽しみに「船!」と答える子どもが多数だったからです。

そして遂に船に到着!
全快のピース!

 

同じくシンガポールでお世話になった現地パートナーも乗船。
お別れの時間ぎりぎりまで交流を深めます。

引率の内田さんにとっては久しぶりの船。
懐かしい面々と再会を果たします。

こちらは(写真右手)本船事務局長の挟間さん。
船内生活の心得を子どもたちに教えてくれます。

同じくレセプションの田中さんからもカードキーの使い方や
船内で快適に過ごすためのコツを伝授していただきます。

ポーターの誘導を受け、それぞれ船室へ荷物を運びます。
これでしばらくは重たい荷物ともお別れ!

そしてシンガポールのパートナーも含め、みんなで再集合。

とってもとっても寂しいことですが
いよいよ彼ら彼女らとのお別れの時間です。

最初のうちは笑顔でしたが…

段々と感極まり…

自然と涙がこぼれます。

なかには号泣する福島の子も。

普段はあんまり表情を出さないけれども
実はとってもパートナーとの交流時間を噛み締めていたんですね。

現地パートナーも笑顔で別れを告げようとしますが
やっぱり感情を抑えきれない模様。

力強い握手で再会の約束を交わします。

きっと一生のなかでも忘れられない想い出になったことでしょう。

〜シンガポール初日 避難訓練&出港式〜

別れを経て、今度はピースボート船内生活がスタート。
めまぐるしい環境の変化に子どもたちも大変だろうなぁと思いきや
結構バクバクと初めての船内レストランの食事を楽しんでいたりします。

そしてこちらでは避難訓練。
船では乗船して24時間以内に避難訓練をしなければなりません。

見たことも着たこともない救命胴衣に四苦八苦。
クルーのアドバイスをしっかりと聞いて、着衣していきます。

ばっちり着こなし、思わずピース!
なんて、もしものことがおきた時はそんな場合じゃないですよね。

ちゃんと脱出口もチェック。
万事に備えます。

ただでさえ広い船内なのに、右も左も分からない子どもたち。
まずは生活で重要な場所だけでもチェックしておきます。
こちらは船内新聞(船内でのスケジュールや情報が記載されたもの)が発行される場所。
まずはしっかり情報収集。

ピースボートスタッフの顔もしかっりと覚えておきましょう。

迷路のような船内を元気よく歩き回ります。
船内は走ってはいけませんよ。

夜は必ず1回ホームルームが開かれます。
子どもたちの体調管理や顔合わせ、翌日のスケジュール打ち合わせ、困ったことなどの相談など、
とっても大切な時間です。

そうこうしているうちにシンガポール出航の時間が近づいてきます。

ピースボートの船旅では出航の度に「出航式」というものが開かれます。
デッキには人が集まり始め
音楽が流れ始め
そしてゆっくりと船が動き始めます。

その素敵な空間、素晴らしい雰囲気に
子どもたちも大興奮。
こんなに普段踊るの!?と聞きたいくらいに
体全身を使い、飛び跳ね、感情を表現します。

これからスリランカまでの洋上4日間。
とっても楽しみですね。

つづく。

 

◆ご支援のお願い
「福島子どもプロジェクト2014・春」では、プロジェクトの持続のため募金の呼びかけを行っています。皆様のご協力をお願い申し上げます。
◇郵便振替
郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください
◇銀行口座
ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください
◇クレジットカードでの募金は コチラ
※「福島子どもプロジェクト」は、国際NGOピースボートと一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

Comments are closed.