3日目、日本語を学ぶ高校生と交流、そして農場キャンプ!

雲ひとつない快晴で始まったメルボルン滞在3日目、南相馬のユース達はメルボルン北西部へと足を延ばしました。日本語を学ぶ高校生と交流し、一緒にカレーを作ったり、郊外の農場でワイルドに遊んだりしました。

午前中はギズボーン・セカンダリー・カレッジを訪問。この学校では、震災直後から生徒と先生が一緒になってさまざまな募金活動を行い、たくさんの支援を日本に送ってくれています。ユース達の通う南相馬の中学校にも、集めた募金を届けてくれました。今回の訪問では、日本語を学んでいる生徒達と交流すると同時に、支援に対するお礼の気持ちもこめてユース達がカレーを作ることになりました。

少し年上の生徒たちと出会い、最初は緊張気味のユース達でしたが、英語と日本語で自己紹介をしたり、学生たちが日本語を覚えるために使っているゲームを一緒にしたりするうちに、だんだんと打ち解けて行きました。

そしてカレーを作る時間。「カレーのつくりかたなんてわからない!」と最初は不安そうだったユース達ですが、一緒に準備を始めると、なかなか手つきがよく一安心。玉ねぎに涙をながし、一生懸命あくをとり、ギズボーンの生徒たちと一緒に日本のカレーをつくる様子は、本当にわきあいあいと楽しそうでした。

最後にはなんと生徒が作った六千羽分の千羽鶴をうけとりました。ギズボーンの生徒と先生からの思いのつまった千羽鶴、大切に南相馬に持って帰ろうと思います。

別れを惜しみながらギズボーンを後にしたユースが向かったのは、パイパーズ・クリークという地域にある広い農場です。

農場近くの野生のカンガルーを見に行ったり、干し草のロールの上に何人乗れるかチームワークを試してみたり、トラクターのショベルに乗せてもらって農場見学をしたり。

そしてなんと手作りのウォータースライダーまであり、オーストラリアの広い空の下にユースの歓声が響きました。

夜は満点の星空の下のキャンプファイヤー。念願の南十字星も見ることができ、またまた大満足の1日でした。

 

 

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