「福島大学ユースプロジェクト」

8月24日に横浜港を出航、85日間をかけて船で世界を一周する「第77回ピースボート」には、福島大学の学生2名も乗船しています。


福島大学から参加の佐藤さん、石黒さんと、エジプトの若者たち(2012年9月、カイロにて)

ピースボートでは、ヒバクシャの経験を世界各国に伝え、核兵器廃絶を訴える「おりづるプロジェクト」を行ってきましたが、今回のクルーズにはそのヒロシマ・ナガサキの語り部に加え、「フクシマと世界をつなぐ」をテーマとした「福島大学ユースプロジェクト」を行っています。

福島大学災害復興研究所と共同で行うこのプロジェクトには、今年3月にキューバで行った「グローバル・ヒバクシャ・フォーラム」(リンクは英語のレポートページ)にもご参加いただいた同研究所の丹波史紀先生にご協力をいただきました。

 

福島大学の学生たちは、これまでの旅の中で、世代を超えて被害が続くベトナムの枯葉剤被害者らとの交流プログラムや、エジプトではカイロに拠点をもつ国際平和組織マスターピース(MasterPeace)と行った証言会などを実施しました。


Da Nang Centre for Supporting Agent Orange and Disadvantaged Children (DAVA)」で、枯葉剤による先天障害を持つ子どもたちと(2012年9月、ベトナム・ダナンにて)


カイロ大学で行われた証言会で発表する佐藤さん、石黒さん(2012年9月、エジプト・カイロにて)

 

船内でも、地球大学プロジェクトとの共同で寄港地アンケートを行ったり、原発事故後の福島や全国での動きやこれから自然エネルギーの可能性など、日本各地また世界各国からの参加者らとともに意見交換しながら学んでいます。
●おりづるプロジェクトと共同で行った船内企画の様子は コチラ

 

第77回クルーズは、11月、横浜港へ帰港する予定です。

 

One Response to 「福島大学ユースプロジェクト」
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