ラテンの太鼓と日本の太鼓 (船内生活11日目)

大海原を眺めながらラジオ体操、スタート!
さぁ、今日も一日が始まります。

今日の朝陽は最高!
温かい陽気の下、談笑。。。

朝食後は練習スタート。


この期間、ベネズエラっ子も日本語がかなり上達しています。
彼らの「イクヨ。」「サイショカラ。」「クリカエソウ。」という言葉を合図に音楽を奏で始めます。

時々こぼれるこの笑顔。
段々と波長があってきている証拠です。

引率の竹田先生も一生懸命です。
言葉が通じない時は、必死に歌って、音調を伝えます。。。

練習終了後は皆で改めて「エル・システマ」について勉強中。
特に福島の子たちにとってはかなり衝撃になったのでは?
普段は明るく接しているベネズエラっこ。
しかし、彼らの背景に何があるのか?住んでいる地域がどのような状態なのか?
知れば知るほど、お互いの距離が縮まっていっています。

こちらはブロードウェイショールーム前。
航海は終盤をむかえ、船内での企画も総まとめの段階に入ってきています。
そこで開かれる恒例の『最後の自主企画発表会』
福島の高校生の2人が「PB76合唱団」に加わり出演しました。
エル・システマのメンバーとの交流だけでなく、日本の様々な年齢層の人とも交流しています。

もちろん、ベネズエラメンバーも出演!
『ロージェールとパーカッション』という企画の発表です。

日本人とベネズエラ人のコラボレーションパーカッション。

皆で呼吸を合わせて、叩いたり、歌ったり、、、

写真左のロジェール君。
まだ若いのによく皆をまとめています。

発表会終了!
ホッと一息、記念撮影。

福島の高校生@バー。
こちらも何故かホッと一息、コーヒータイム。

夜は我らが「まっすん」こと松村真澄が太鼓の演奏企画に出演!

目にもとまらぬ、いや、カメラにもおさめられぬ、暴れ打ち。
お見事!

太鼓の演舞にベネズエラ側も大大大興奮!
やっぱり同じ音楽という精通しているものがあるからこそ、分かり合えるものがあるのでしょう。
ここまで本格的な太鼓演舞は今までに見たことがないはず。
彼ら彼女らにとっては大変貴重な日本文化を垣間みれたのではないでしょうか?

(写真・文 片岡)

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◎8月18日(土) 帰国コンサート@津田ホール

加藤登紀子×鎌 田實 ふくしま・うた語りスペシャル♪
「福島×ベネズエラ音楽交流プロジェクト」帰国コンサート

※プロジェクトの実施に当たっては、広く皆様からの募金・協賛金のご協力をお願いしています。残念ながら、まだ資金が不足しています。ぜひ、福島子 どもプロジェクトを応援してください。 コチラ

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