船内生活3日目。船はどんどん西に西に進んでいます。
真夏の太平洋と聞くと、とっても暑いような気がしますが
実は現在船がとっている航路はかなり北からの航路。
その為、予想以上に冷える時もあります。
それでも子どもたちは毎朝元気にラジオ体操をこなしてのスタート。
今朝は朝陽は見えないけれども、360°海に囲まれた新鮮な空気を吸いにトップデッキでのんびりと時間を過ごします。
そして恒例の練習タイム。楽曲も決まり、現在は波長を合わせ中。。。
こまかな音調整にはやっぱりどうしても言葉が必要。
専門用語にちょっぴり先生たちも右往左往。
日本語、スペイン語、共に普段使わない単語なので、こうやってホワイトボードに書き出しておきます。
それらを最高に駆使しているのが引率の竹田先生。
周りもびっくりするくらい、皆を引っ張るムードを作り出してくれています。
（時に、本人、実は相当スペイン語を学びたかったのでは？と思うくらい。。。）
身振り手振りで知っている単語をあわせコミュニケーションをとっていく
これぞグローバルだからこそ味わえる楽しみ。
そのムードに合わせ、同じ楽曲でも様々な雰囲気にかわってきます。
色々なアレンジを加えながら、ベストな音を探していく作業が続いています。。。
そんな彼らをサポートすべく、オケパ（オーケストラパートナー）もミーティング中。みんなの力があってこそのプロジェクトです。
さて、こちらはベネズエラ側メンバー。
何やら倉庫に道具をとりにきています。
一生懸命説明するロジェール君。
そう！実はこれ彼によるワークショップ企画なんです！
その名も「ロジェールとパーカッション！」
せっかく船に乗ったんだったら、練習だけじゃなくていろんなことにチャレンジしてみたい。
そんなロジェールの想いが形になった企画です。
そしてそれは参加者にとっても同じこと。
せっかく船に乗ったんだったら、いろんなことにチャレンジしてみたい！
それを叶えられるのもピースボートの船旅ならではのもの。
それでは早速やってみたい人ーーー！？
性別？年齢？経験？
そんなの太鼓を叩き始めたら関係ない。
目と目でコンタクトをとりながら。リズムを合わせていきます。
ハイ！お父さんもご一緒に！
もちろん福島の高校生だって！
Simple is Best !?
太鼓を叩けば自然とつながります。
と、突然ここで和太鼓が乱入！
叩いているのは我らがスタッフ松村真澄氏！
実は彼女、相当の腕前なんです！
そしてその太鼓の音色を嗅ぎ付けて？（聞きつけて）やってきたのが
今クルーズのクルーズディレクター井上直氏！彼の腕前に関しては言うまでもなく…
なんだかすごい役者が揃ってきました。
それに負けじとベネズエラ側。
彼らのリズム感の凄さには脱帽。脅威さえ感じます。
それくらいにのみこみのスピードが早いんです！
これぞ、まさにラテンの天性？
みんなで和太鼓！
バッチリ決まりました！
本日最後のイベントは夕食。
なんで夕食がイベント？って思われるかもしれません。
が、
実は本日、エル・システマのメンバーの一人
ジョアンの誕生日なんです！
サプライズでオケパからの誕生日プレゼント！
こんなにたくさんの人が誕生日を祝いに集まってくれました。
ジョアンも大興奮！
そりゃぁ、嬉しいですよね！
最後はお決まりのバースデーソングを熱唱！
勿論、スペイン語バージョンで！
(写真・文 片岡）
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※プロジェクトの実施に当たっては、広く皆様からの募金・協賛金のご協力をお願いしています。残念ながら、まだ資金が不足しています。ぜひ、福島子どもプロジェクトを応援してください。 コチラ
