勉強タイム&合同練習! (船内生活2日目)

船内生活2日目。
まずは生活のリズムをバッチリ作り上げる為に
630分からラジオ体操スタートです。
(今日は外が小雨のため、屋内で行いました。)

その後は子どもたちからの希望が出た勉強タイム。


2時間くらいは必要!」と強い要望が出た時は
「まさか、そんなにできる訳ないでしょ~。」なんと思っちゃいました。。。
が、侮るなかれ。本当にサラリと2時間こなし、あっという間に勉強タイム終了。
後生畏るべし。

一方、こちらはベネズエラ側メンバー。
みんなで集まって何かを話し合っているようです。

しかもなんだかとっても楽しそう。
よーく、話している会話の内容を聞いてみると…

とっても聞き慣れた言葉が飛び交っています。
「ワタシノ ナマエハ ○○デス。」
「ワタシノ パートハ ○○デス。」
そう!なんと彼ら彼女らは日本語を勉強しているのです。
少しでもお互いの距離を縮める為には必須のコミュニケーション。
一日でも早く互いにコンセンサスがとれるよう、一生懸命努力中。

午前のプログラムを終え、やってきたのは9階レストラン!

腹が減ってはなんちゃらです。
エネルギーを充電して午後に挑みます。

と、思いきや、やっぱり彼らも(特に男子)船の洗礼を受けてしまいました。
これぞ船酔い。
解決方法は寝ること、食べること、水分をとること、気を紛らわすこと。
ぐっすりと寝ちゃっています。

そんな彼らを優しく迎えてくれたのがピースボートセンターのピースボートスタッフの方々。
「何か心配、相談があったらいつでも来てね。」と温かい声をかけてくれています。

午後一のプログラムは「合同練習」。
いよいよ、今日から818日の帰国コンサートにむけて、毎日2時間以上の猛特訓が始まります。

まずは、みんなでどの楽曲を演奏するかの曲決めからスタート。
今までも色々な案が出ていましたが、やっぱり実際にお互いに会ってみないと決められないということで、今日に至りました。
まさに全てが0からのスタート。それだけに仕上がりも相当楽しみです。

楽曲決定後は、とにかく練習あるのみ。

練習練習!

初対面の人に対してもかなり積極的な(というか興味津々具合をおもむろに表に出す)ベネズエラ人!

一方、絶対にいろんなことに興味はあるのだけれどもそれを中々表に出すことにためらっちゃう福島の高校生!

エル・システマのメンバーが覚えたての日本語で「イチ、ニ、ハイ」と音楽をスタートさせていく。

FTVの子どもたちも聞いたことも弾いたこともない「ベネズエラ」という音楽をあっという間にあわせていく。

これだけでも十分に感動させらる練習風景でした。

あ、もちろん、引率の竹田先生も奮闘中。
慣れないスペイン語を恥ずかしがらずバシバシ使いながら、自分のイメージを伝えていってます。

今日の練習はここまで。
少し気分転換に船内の様々な企画に顔を出す生徒も。
小さな子どもたちがお店ごっこをしている場所にFTVのメンバー。
まさか、自分よりずーっと年齢の低い子に船の中で会うとは思っていなかったのでは?

夜は「星空LIVE」という音楽のイベントに参加。
船内にはウクレレやオカリナ、ギターといった様々な楽器を演奏している方がいます。
そんな彼らの発表会。そのトリを飾るのが、実はなんと「エル・システマ」!

彼らの登場に思わずめっちゃ真剣な表情になる福島メンバー。
うーん、いい感じですね。このお互いに燃えるような環境。

そんなわけで、楽しい一日はあっという間に終了。
毎日夜はホームルームを行っています。
体調不良になっていないか?今日の企画に出てどうだったか?などなど
一日を振り返ります。

そして明日にむけてのスケジュールもチェック。
「あー、明日、俺、バスケやりたいー!」
「おぉ、この企画面白そうだぜ。行こうぜ。」
ワイワイ言いながら、太平洋の夜は更けていきます。
(子どもたちには夜更かしさせぬよう、即座に寝させていますが…)


(写真・文 片岡)

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◎8月18日(土) 帰国コンサート@津田ホール 予約受付中!

加藤登紀子×鎌田實 ふくしま・うた語りスペシャル♪
「福島×ベネズエラ音楽交流プロジェクト」帰国コンサート

※プロジェクトの実施に当たっては、広く皆様からの募金・協賛金のご協力をお願いしています。残念ながら、まだ資金が不足しています。ぜひ、福島子どもプロジェクトを応援してください。 コチラ

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