「YOLA」訪問!@ロサンゼルス

ロサンゼルス初日。
車社会を痛感させられる巨大な道路に乗り、向かった先は…

Youth Orchestra Los Angels」すなわち「YOLA
LA
フィル所属のエル・システマです。

主にはメキシコ中心の中南米移民や韓国系の移民を中心に音楽教育を
また、それだけにとどまらず教育全般を無料で行っています。
その為、ほら、エントランスの看板には私たちも見慣れたハングル文字や中国語文字が…

廊下にはかの有名なグスターボ・ドゥダメルの写真が。。。
彼がLAフィルの音楽監督になったことも関係し、およそ1年前にここYOLAが創設されました。

私たちを迎え入れてくれた方が、今回のディレクター、クリスティーナさん。(写真左)

まずは私たちにYOLAの練習姿を見せてくれました。

小さな体で一生懸命練習をする「YOLA」の子どもたち。
愛らしい姿に胸がグッときます。

更に驚いたのはこちらの保育園のような場所。
音楽を練習する場所としてだけでなく、このような形でも教育支援を行っています。

さて、一方でこちらは日本からのFTVジュニアオーケストラの面々。
バシっと自分たちのユニフォームに着替えました。
そう、これから何が始まるかというと

なんと、この「YOLA」にて演奏を披露するのです!


演奏を聴くのはこんなにたくさんの子どもたち。

しかしさすがはFTVジュニアオーケストラ。
威風堂々と初めての海外での演奏をこなしていきます。
その姿、まさに格好良し。

そして、その演奏に食い入るように見る「YOLA」の子どもたち。
完全に聞き入っています。

演奏を終えた後はホッと一息。笑みがこぼれます。
やっぱり緊張はしていたんですね。なんせ聴衆が全員海外の方たちですから。。。

そして、ここからが今回の訪問の醍醐味!
FTVのメンバーも「YOLA」のオーケストラに混じって、一緒に演奏です!
言葉?もちろんお互いにそんなに流暢に通じる訳なんかありません。
それでも音楽という1つの共通点があれば、ほらこの通り。
素敵な笑顔が生まれます。

各パートに分かれて一緒に演奏をしていると…

YOLA」の先生方が「この子にも教えてあげて!」と…

いつの間にかFTVのメンバーが「YOLA」の子どもたちに…

それぞれのパートを教える側に。
まさにジュニアの為のジュニアによるジュニアの先生と生徒です。

時にその姿は頼もしくも思えてきます。

言葉は違えど奏でる音色は同じ。
普通、初めてであった方、ましてや海外の方となると
コミュニケーションは相当に難しいはず。。。
それでも、早くもこうやってお互いに慣れ親しむことができる。
これぞ、まさに音楽の力なのかもしれません。

この試みに地元のメディアもかけつけてきています。
子どもたちが一生懸命演奏している間、メディア取材の対応にあたるのは
ピースボートスタッフの松村真澄(写真左)

そうこうしている間に、あっという間にお別れの時間がやってきます。
お互いを拍手で讃えあい

最後はもちろん記念集合写真!

YOLA」の子どもたちにとっても
また、「FTV」の子どもたちにとっても
本当に貴重な、そしてとても大切な想い出ができたのではないでしょうか。

================================

◎8月18日(土) 帰国コンサート@津田ホール 予約受付中!

加藤登紀子×鎌田實 ふくしま・うた語りスペシャル♪
「福島×ベネズエラ音楽交流プロジェクト」帰国コンサート

 

※プロジェクトの実施に当たっては、広く皆様からの募金・協賛金のご協力をお願いしています。残念ながら、まだ資金が不足しています。ぜひ、福島子どもプロジェクトを応援してください。 コチラ

Comments are closed.