さぁ、いよいよ船は韓国、済州島へ到着しました!
この船旅、子どもたちの中にも韓国へ行きたい!と強く願う子どもたちがいるので、とても楽しみです。
今回のツアーでは済州島の農村、ムルン村を訪問します。
都会的な港からバスでゆられること1時間。
車窓もだんだんと田舎の風景になりつつ、たどり着いた先はドンとそびえる大きな倉庫の前。
ムルン母の里カフェ営業組合です。
田舎。営業組合。なんて言葉を聞くと、ちょっとなぁ・・・と子どもたちも思っていたかもしれませんが、とんでもない。
内装は予想をはるかに上回るくらい、オシャレな作りになっていました。
ここでは農家と都市の消費者を健康食でつなげる活動が行われています。
無農薬でいかにおいしく安全に食品を作るか、そしてそれらをどのようにして市場にまわしていくのか、現地のコーディネーターが話しをしてくれます。
写真向かって右から2番目の方は、ここの近くでパン屋を営んでいる方。
雑誌のVOGUEにもでているくらい有名な方で、そもそもはこのような田舎で自分がパン屋をやるなんて思わなかったとおっしゃっていました。
都市部から農村部へIターンをする若者。日本でも韓国でも同じような現象がおきていることが伺えます。
まぁ、子どもたちにはそのような話は置いといて、はい記念撮影!パシャッ!
韓国の方と一緒に撮れたことが何かしら誇らしげでした。
そんな彼の温かいおもてなしで、カステラをご馳走になります!
化学薬品を一切使っていないのに、そのお味の美味しいこと美味しいこと。
ちなみに里カフェの内部はこのような感じ。
東京でいうところの代官山?南青山?のような感じです。
思わず手に取っちゃいたくなるようなオーガニックの食品たち。
デザインにもかなり力を入れてます。
子どもたちも興味津々。香りを嗅いだり、試食をしたり、思い思い楽しんでいます。
さてさて一行、外に飛び出して・・・
付近の森を探索ウォーキングです。
済州島は韓国のハワイと呼ばれており、多くの自然がそのまま残っています。
ここムルン村の近くには「ゴッザワル」という済州島独特の地形で済州の肺と呼ばれるところが存在しています。
近頃ではさまざまな植生の宝庫として注目を集めており、本日はそのゴッザワルを探索します。
いく先々にあらわれるめずらしい植物に女子の足もなかなか進みません。
一方男子はぐんぐん前へ前へ。
余談ですが、この3人組。かなーりの仲良し3人組になってきました。
約1時間。森の綺麗な空気を吸いながら気持ち良くウォーキング。
あっという間に森の出口へと到着です。
再び、先ほどのカフェにもどってきます。
男子、エプロンをつけて何かにやにや。
さぁ、ここからは本日のメインイベント、餅作り!
ムルン村の季節の果実を用いたお餅を作ります。
特に済州島はみかんが有名!みかんとイチゴを使ったの大福です。
うーん、とっても楽しそう!
みな真剣な顔であんこと果実を包んでいます。
このような感じで!
うまくできてるでしょ!?
みんなでワイワイと
男の子も
女の子も一緒に餅作り!
肝心のおもちがやってきました。
韓国のオモニ(お母さん)がばっちり練ってくれましたよ!
あ!つまみぐいしてる!
こちらは堂々と。。。
まぁ、確かにとてもおいしそうなみかんとオレンジなので
ついつい手がのびちゃうんですね。
そしてこちらが完成品。
多少、お餅が足りなくて包めていないものもありますが、それもご愛敬。
不揃いな感じがこれまたいいじゃないでか。
餅作りを体験した後は近くの韓国料理の食堂へ。
本当に地元の人が通うような庶民的な食堂です。
これぞ韓国料理。まずはテーブル上に並ぶ多くの小皿に目を奪われます。
実は韓国訪問をとても楽しみにしていたのはこちらの二人。
最高の笑顔ですな!
今日の料理はクッパ!
食べる前のお約束、写真撮影。
韓国の箸も日本のそれとは違い、子どもたちにとっては結構めずらしいもの。
それでは、早速、いただきまーす!
待ってましたいわんばかりの店員さん。
韓国の先輩女性方はかなり押しが強い!
がんがん、子どもたちに「これはおすすめ」「これもおすすめ」と熱烈アピール。
面白いのは子どもたちの感想。
「韓国の人たちはすっごく親切だった」「あの人たちがいなければお土産決めきれなかったー」
う~ん、確かにそうなんですけどね~。
とっぷりと陽も暮れ、しっとりとたたずむピースボート。
この景色を見ると「帰ってきたー」という感じになるんですよねー。
最後はみんなで済州島の看板前にて記念撮影!
今日どうだった?と感想を聞いてみると
「ハングル語をもっと知りたくなった!」「結構日本と雰囲気似ているんですね」
「済州島の文化や歴史について勉強してみよう」「キムチ、めちゃ辛かった」
などなど、韓国を丸ごと体験した一日に子どもたちも大満足でした。