「福島子どもプロジェクト 2015年春休み」説明会開催しました!

日本各地で桜が咲き始める3月下旬、南相馬の中学生12名が「福島子どもプロジェクト2015年春休み 〜海でつながるアジア 自然と歴史を学ぶ旅〜」に参加します。2月26日(木)に、南相馬市かしま交流センターで参加者説明会を行いました。

みなさん、はじめての顔合わせ。少し緊張している子も。

みなさん、はじめての顔合わせ。少し緊張している子も。

 

今回プログラムに参加するのは、原町第一中学校から3名、原町第二中学校から2名、鹿島中学校から2名、石神中学校から2名、小高中学校から3名の計12名です。初めての顔合わせとなった今回の説明会。「妹が参加するから!」ということで、昨年のプログラムに参加してくれた子も応援でかけつけてくれました!

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ここで少し、南相馬市の背景を説明させてください。南相馬市は、北から鹿島区、原町区、小高区に分かれており、一番南の小高区は、原発から20キロ圏内にあり、放射能の影響で居住制限区域とされています。子どもたちは、事故後、北部の鹿島地区の学校で合同授業を行っていました。現在、帰宅可能となった区域では、学校の部活動なども再開しましたが、未だ、避難生活を続ける子どもたちも多くいます。「将来何になりたいか」、「どんな未来を描くのか」 私たちは、国際交流を通して、子どもたちに無限の可能性を感じてもらいたいと思っています。

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説明会の中では、訪問先での活動、船の中の生活、持っていくもの、お小遣いの目安などを説明しました。今回のプログラムで何が一番楽しみか一人ひとり聞いてみると、「外国の人と交流できるのが楽しみ!」「戦争のこと、もっと学びたい」「おいしいものをたくさん食べたいなぁ〜」と、みんなそれぞれ。みんなで協力しながら、とびっきり素敵な旅にしていきましょうね。

説明会の最後はみんなで集合写真!

説明会の最後はみんなで集合写真!

 

説明会の最後には、プロジェクトの受け入れ団体「南相馬こどものつばさ」代表の西道典さんから、「ピンチをチャンスに!思い切り遊び、学んで来てほしい」と応援のメッセージをいただきました。震災直後から子どもたちの保養プログラムの提供支援を行っている「南相馬こどものつばさ」では、現在も様々な活動を行っています。ホームページと併せてFacebookページもご覧ください。

◆ご支援のお願い

「福島子どもプロジェクト2015年春休み」では、資金が不足しており、募金の呼びかけを行っています。みなさまのご協力をお願い申し上げます。

◇郵便振替

郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター

※通信欄に「フクシマ」とご記入ください

◇銀行口座

ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター

※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください

◇クレジットカードでの募金は コチラ

※「福島子どもプロジェクト」は、国際NGOピースボート一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

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