【8日目】スリランカで象に出会ったぞ〜。(1)

〜スリランカ1日目 象の糞をリサイクル!〜

楽しかった洋上生活を終え、船はスリランカに到着!
子どもたち、元気よく外に飛び立ちます!


今日はエコツアーに参加。
バスに揺られること約2時間半。

こんもりと茶色のものが積まれた場所に到着。
お食事中の方、申し訳ありません。
実はこれ、象の糞なのです。

その隣には断裁された使用済みの紙が。

子どもたちが不思議そうに見つめるその先には…

先ほどの象の糞をボイラーで乾燥させ、それに使用済みの紙を混ぜたものがドロドロにかき混ぜられています。

それらを一枚一枚の板に拡散し

ぎゅーっと上からプレスをかけ、水をぬいていきます。

それらをじっくり乾かした後は
高温の鉄板でプレスをして、表面を綺麗にしていきます。

自然の染料を加えて
こんなに鮮やかな紙が完成!

別室では、それらの紙を利用して、素敵なミニブックがデザイン製作されています。

その技術力の高さに思わず目を奪われます。

そう!もったいぶりましたが、ここは象の糞からリサイクルペーパーを作る工場なのです。
でも、これって臭くないの?という子どもたち。
どうぞどうぞ、存分ににおいを嗅いでみてください。
これが全く臭わないのです。

その手触りもまた良い具合。

思わず皆でスリスリ。

ではここで…
「紙すきを体験してみたい人ー!?」
「はーい!」
と元気よく子どもたち手を挙げます。

見ているのは簡単だけど、実際にやってみると…
これが結構難しいのです。
紙の素材となる原料を板の上に注ぎ…

ゆっくり慎重に拡散させていきます。

あんまりゆっくりやっていると
現地の元気なおばちゃんが
「こうよ!こう!」とバッシャバシャとかき混ぜます。

これにはさすがの子どもたちも笑顔に。

まんべんなく広げた後は
板の上のフレームを取り払って…

よっこらっしょ、と板を持ち上げます。

これが意外と重たいのです!

後は、プロにおまかせ。
見事にひっくり返し水切り作業に入ります。
最初は象の糞におっかなびっくりだった子どもたちも
スリランカでの紙すき体験ができ、ニッコリ。
「象の糞がこんな風になるんですねぇ」と子どもたち一同関心していました。

後半へつづく

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