メルボルンを出発しシドニーで乗り換え、9時間のフライトを経て、12名の中学生が日本に帰ってきました。目一杯遊び学んで帰ってきた彼らは、ちょっと疲れた様子でしたが、成田空港からバスにゆられて、晴れて気持ちの良い南相馬に無事に帰り着きました。
なんと成田空港に着いたのは午前6時。飛行機をおりて入国手続きをし、荷物を受け取って税関を通って、外に出てきたのは6時40分頃。飛行機の中ではぐっすり眠れた子も、あまり眠れなかった子もいたようで、全体的に少し疲れが見えたユース達。
メルボルンでの夏の装いから、まだ冬の終わりの日本に合わせて着替えてから、ここまで共に旅をしてきた引率のドワイヤー・はづきさんとここでお別れし、一行はバスに乗り込みました。
出発時もご紹介したとおり、成田空港～南相馬間のバスは「Readyfor」を通じた多くの方からのご支援により実現したチャーター便です。
8時頃成田空港を出て、稲敷ICから圏央道にのり、常磐自動車道を走ると「南相馬」という表示がありました。残念ながら、まっすぐは進めないのでいわき方面へ磐越自動車道、そして東北自動車道を通って二本松ICから、南相馬へと帰りました。
途中パーキングエリアなどで休憩しながらの6時間の長旅でした。終始眠り続けた子も、話し続けた子もいました。
そして午後2時半。到着した南相馬で待ち受けていたのは、お父さんやお母さんの姿。
南相馬こどものつばさの西道典さんのお言葉もいただき、南相馬ひばりFMの取材も受けてから、親御さんに連れられてみんな解散していきました。長い移動のせいか、ちょっとエネルギーに欠ける様子でしたが、その後みんな自宅でたくさん話をしているようです。
来週新学期が始まったら、ギズボーン・セカンダリー・カレッジで預かった千羽鶴を持って各校の校長先生に報告です。それまでは、ゆっくりご家族と過ごしてくださいね。
日本とオーストラリアの、たくさんの方のご支援とご協力によって実現したプログラムでした。本当にありがとうございました。
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