福島子どもプロジェクトinオーストラリア 参加者説明会を行いました

『福島子どもプロジェクト2013春』でオーストラリアに行く中学生と保護者の皆さんが、2月13日(水)夜、初めて顔をあわせました。その様子を報告します。

すっかり外が暗くなった頃、説明会は始まりました。今回のプログラムに参加するのは、原町第一中学校から4名、原町第三、鹿島、小高、石神中学校から各2名ずつの計12名の1・2年生です。早くから集まってくれた方も多く、会場に入るなり「あなたも行くの!?」と、驚きの出会いもちらほら。一緒にオーストラリアに行く仲間との初めての顔合わせとなりました。

19時に始まった説明会。まず南相馬こどものつばさの西道典さんから、南相馬の代表として経験や状況をしっかり伝えてきてほしい、そして思いっきり大自然を満喫してきて欲しい、というエールが子どもたちにおくられました。震災直後から子どもたちの保養プログラムの提供支援を行っている「南相馬子どものつばさ」のFacebookページもぜひご覧ください。

そして、中学生と保護者のみなさんの簡単な自己紹介。堂々と元気な子も、ちょっと恥ずかしそうな子もいましたが、出発するまでにはみんな英語で自己紹介できるように練習します。

130213説明会の様子

説明会の後半には、出発前に英会話の練習やオーストラリアについて学ぶこと、メルボルンに到着したらすぐホームステイ先に行くこと、メルボルンの高校生と交流したり環境教育施設を訪れたり、動物園に行ったりして過ごすこと、帰ってきたら感想文を日本語と英語で書くことなど、プログラムの内容が説明されました。また、飛行機に乗る際の荷物の説明や、食べ物はオーストラリアに持ち込めないことなどを聞いて、保護者の方からは準備をするにあたっての具体的な質問があがりました。今回オーストラリアに行くためにパスポートを取ったばかりの方もいるなか、中学生のみなさんも徐々に実感がわいてくることでしょう。

会の最後に、「手紙をよく読んで、返事を書く」という宿題が出されました。手紙は、メールボルンでの受け入れ団体「ジャパニーズ・フォー・ピース」から届いたもの。みんな、興味津々に見入っていました。次回みんなで集まるのは、1回目の出発前オリエンテーション。どんな返事を書いてきてくれるか楽しみです。

 

◆ご支援のお願い
「福島子どもプロジェクト2013・春」の実現のため、募金の呼びかけを行っています。目標金額は200万円です。皆様のご協力をお願い申し上げます。

◇郵便振替
郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください

◇銀行口座
ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください

※「福島子どもプロジェクト」は、NGOピースボートと一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

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