Viva 浅草&代々木!

福島の子どもたちは無事に福島へと帰りました。
ここからはちょっぴりその後のベネズエラっこたちのストーリー。
彼ら彼女らの帰国は8月22日。
それまでに日本で数回コンサートを行う予定になっています。

そのコンサートとコンサートの間に日本観光!
本日は東京の名所といえばココ!

浅草にやってきました!

仲見世通りをつきぬけて浅草寺に向かうわけですが…

これがなかなか前に進まないんです!
とにかく色んなお店を物色中。
まさに観光名所の思うつぼ(笑)

ロジェール君
そんなものを持って帰ってどうするの?
それで太鼓はたたけませんよ。

マリアナさん。
お守りをお友達に?
結構良いセンスしてますね。

再びロジェール氏。
そこからなにがみえますか?
万華鏡に興味津々。

どーんっ!
新しい観光名所スカイツリー!
説明するまでもなく突然写真を撮り始める!
ここらへんは福島の子も同じでしたねぇ。

おや?
とあるお店の前でスタンバイ。
何かというと…

かき氷!
真剣に食べながら、真剣に「かき氷」レクチャーを受けるガブリエル君。(写真右)

次に一行が興味を持ったのがコチラ!
そう、おみくじです!
早速、ガラガラやって…

ポンっ!
思わずニッコリ!
ジョアン君の運勢は「凶」!
え?キョウ!?
そこ、あんまりニッコリするところじゃないですが…

まぁ、たまにはそういうこともありますよね。
ならば俺がといわんばかりで、ウィルソン君がチャレンジ。
もう大体読めましたよね、この流れ。

しかし、案ずるなかれ
なんと6人中5人が「凶」
う~ん、なんかちょっと不安です。

厄除けじゃないけれども、ひとまず香の煙を浴びれるだけ浴びときましょう。

そんなことしているうちに時間が過ぎ
あっという間に夕刻に。。。
そろそろ浅草を後にする時間です。。。

次にやってきた場所は代々木です。
ここで明日の明治学院大学でのコンサートにむけて練習をするのですが
「お腹がすいては〇〇できぬ。。。」というわけで
向かった先はお好み焼屋さん。
なーんか、入り口からして、もうすでに渋さ全開。

写真右手の方がここのマスター!
そのプロフェッショナルな手さばきに思わず目を奪われてしまう皆。

ずらーっと並んだお好み焼き!
果たしてベネズエラっこのお口にあうのかどうか…

心配ご無用。
ヘスス君(写真右)
あまりのおいしさにカメラに目をくれることなく、このポーズ。

そして数分後、、、あっという間に完食!
お見事!
マスターの腕も、あなたたちの胃袋も…

さて、それでは本題に。
こちらが明治学院大学国際学部の半澤朝彦先生。
霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミー、英国湖水地方国際セミナーに選抜され、堤剛、F.ミュレール、H.シャピロ、G.ホーシュ氏らのマスタークラスで演奏された実績をお持ちの先生で
かつ、今回の明治学院大学でのコンサート開催に尽力してくださった方でもあります。

更には今回のコンサートにはヴァイオリニストの印田千裕氏もご協力してくれています。
【略歴】
スズキ・メソードでヴァイオリンを始め、東京藝術大学附属音楽高校、同大学卒業。英国王立音楽院に留学し、最高位賞のDiploma of the Royal Academy of Musicを得る。吉川朝子、澤和樹、W.マルシュナー、G.パウクの各氏に師事。H.クレバース、トーマス・ブランディス、ザハール・ブロン、フェデリコ・アゴスティーニ、オレグ・クリサ各氏のマスタークラス受講。マルシュナー国際コンクール第3位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。日本フィルハーモニー交響楽団とブラームスの協奏曲を共演。2009 CHANEL Pygmalion Days 参加アーティスト。

そんな豪華なメンバーとの共演に向けて、それぞれ自己紹介に始まり…

練習スタートです!
この瞬間が何度見ても不思議なのですが、お互いに言葉が通じない状況でも、ある程度はスッとあわせられるという音楽のすごさ。何度も何度もその不思議さに感動を覚えています。

もちろん、細かい修正部分はあります。
それも共通の専門用語を使ったり、身振り手振りをとったりして、コミュニケーションをとっていきます。

ベネズエラの子たちにとっては明日のコンサートが日本での最後の演奏!
いよいよそのフィナーレが近づいてきています。

(写真・文 片岡)

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