パッキングデーと宇井さんと乾杯と (船内生活14日目)

ついについに船内生活も本日でラスト!
見渡す限り大海というこの景色も後少しです!
海の色も段々と日本のそれになってきています。

もちろん、今日だって練習に励んでいます!
本当にエライ!

こーんな天気の良い日は外でランチ!
今日のランチはピッツァ!ベネズエラ勢は大喜びです!

写真右手はレストランクルーのパークさん!
ホンジュラス出身・スペイン語を話せる彼とは大の仲良しになりました!
最後ということで記念撮影を。

「ちょっと世界旅行してきたのに真っ白じゃかっこ悪くねぇ~?」
なんて言いながら日焼けタイム。
紫外線には十分気をつけて…

とある漫画のワンシーン!?
撮って撮ってとせがまれて…

正面を向いたらこんな感じ!
お!どことなく最初の頃と顔つきが変わってきたんじゃない?

一方船内はというと、本日はパッキングデー!
パッキンデーというのは明日の下船に備えて、お客さん全員が各自部屋の荷造
りをする日のこと。
もちろん、福島とベネズエラの子たちも例外ではありません!

実は私(撮影者)も初めて彼らの部屋に潜入。
とても汚かったらどうしようと、ドキドキしながら足を踏み入れたのですが
あら、結構きれい!

さすがに女子の部屋に入るわけにはいかず、
大波さくらさんにカメラを持たせ、撮影依頼。
うん、こちらも結構きれい!
お土産で段ボールが一杯になったのだろうか?

さてさてパッキング終了後は水先案内人の宇井さんが
子どもたちの為にと特別に「アニメーションができるまで」と題して
制作の裏側の話をしてくれました。

子どもたちから「宇井ちゃん」「宇井ちゃん」ととっても慕われている宇井さん。
成田から今日までずーーっと同行してくださったのですが
子どもたちの中には実際に何をしている人なのかあまり分かっていない子もいたのでは…?

脚本やセル画をもとに
一つのアニメーションができるまで、いかに多くの過程・行程があるのか?
そして相当の人々が関わっているのか?
普段、何気なくアニメを見ていたら絶対に気付かないことをたくさん話してくれました。
その中でも特に印象に残っている言葉が
「命を吹き込むということは相当の過程を踏まなければならない。
農業だってそう。アニメーションだってそう。君たちの音楽だってそうだろう?」
という言葉。
きっと子どもたちの心にも響いていることでしょう。

満天の星空が顔を出す刻。

いよいよ正真正銘船内最後の企画が行われました!
その名も「全員乾杯」!
なんとも楽しそうな響きです!

あ、もちろん子どもたちはソフトドリンクで!
「かんぱ~い!!」

飲んで!

踊って!!

時に休憩して…

こちらは大森聡くん(写真左)。人生相談中!?
普段出会えない大人たちとたくさん触れる機会があるのも
こどもたちにとっては貴重な体験。

ベネズエラっこ。日本の梅干しにこの渋い顔。

いつものお菓子にはこの笑顔。
分かりやすすぎ。

こうやってみんなで騒げる時間も後少し。

着実に船は日本に向かっています。

(写真・文 片岡)

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◎8月18日(土) 帰国コンサート@津田ホール

加藤登紀子×鎌 田實 ふくしま・うた語りスペシャル♪
「福島×ベネズエラ音楽交流プロジェクト」帰国コンサート

※プロジェクトの実施に当たっては、広く皆様からの募金・協賛金のご協力をお願いしています。残念ながら、まだ資金が不足しています。ぜひ、福島子 どもプロジェクトを応援してください。 コチラ

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