明治学院コンサート・シリーズ第43回
「エル・システマの若者と」がいよいよ始まりました。
まずは弦楽器メンバーによる演奏から。
モーツァルト/ディヴェルティメント 第一番 ニ長調k.136の演奏です。
会場はもちろん超満員!
写真右手の方は佐藤正治さん。
梶本音楽事務所の顧問を務めており
日本にエル・システマを招致してきた先駆者の方なのです。
今後、高校の教科書にも記載されて行く予定のエル・システマ。
今までの経緯、そしてこれからの挑戦についてお話しして頂きました。
そんなエル・システマによる舞台。
おなじみのヘスス君のソロ演奏にに始まり
演奏とともにアリジュリさん(写真右)の歌も加わります。
ベネズエラ独特の曲目に会場からも拍手がとびかいます。
ここで一旦休憩タイム。
楽屋裏では早速記念撮影タイムが行われていたり…
さてさてコンサート会場に話しを戻し
ここでは彼ら彼女らエル・システマの子どもたちが今回のプロジェクトで
どのような活動を行ってきたかの紹介が行われました。
時にスライドにうつる福島の子どもたちの写真が出る度に、エル・システマメンバーは少しだけグッと寂しさを押さえていたような気がします。
そんな福島の子どもたちを引率・音楽指導という立場で支えてきた竹田学先生。(写真左)
挨拶をすると同時に…
なんとここで本プロジェクト始まって、初めての登壇!
竹田先生も想うところがたくさんあるのでしょう。
約3週間、寝食を共にしてきたメンバーへの想い。
ずーっとずーーっと陰で支えてきてくれました。
最後は公の場に一緒にたち…
同じ場所、同じ時間、同じ空気を共有します。
指揮をとる竹田先生…指揮をみつめるメンバー。
そんな彼ら彼女らの絆が生み出す
魂と魂が握手しているかのような波長の良さ。
中にはそんな竹田先生の指揮姿に感動し、涙を流すエル・システマのメンバーも…
それにつられこちらも同じく感動してしまいました。。。
竹田先生、本当にありがとう。
さて、そんな涙を拭い
ここからはいよいよフィナーレです!
印田さん(写真中央)を中心に皆でヴィヴァルディ/協奏曲集「和声法とインヴェンションの試み」を演奏。
半澤先生(写真右)とマリアナ(写真左)の共演もばっちりとあっています。
更には今まで引率・通訳・本プロジェクトの進行を務めてきたピースボートスタッフ松村真澄さんも加わり…
更に更に明治学院大学の学生さんも加わり
皆で「おもちゃの交響曲」を演奏!
それに併せて歌う竹田先生とエル・システマボーイズ!
まさにみんなで一つになってのコンサート!
感動とともに幕を下ろします。
本当にお疲れさまでした!
コンサート後の余韻を…
みんなで楽しむ。。。
これも醍醐味の一つです。
そして恒例の打ち上げ&お食事タイム!
いつまでも、そしてどこまでもにくめない愛すべきメンバーたちに乾杯!
(写真・文 片岡)