“寄り添い続ける” を、
あなた と。
- 経過報告は随時更新します。(9/9時点)
2024年1月1日、
能登半島を襲った大地震。
ピーク時には約34,000人が避難を余儀なくされ、住宅の被害は12万棟を超えました。
家が倒れ、道が裂け、水や電気の供給が止まり、
多くの人々が厳しい寒さの中で過酷な避難生活を強いられました。
被災した方々にとって、あの日は——
暮らしも、地域も、人生そのものも、大きく揺るがされた日でした。
ようやく少しずつ落ち着きを取り戻しかけていた2024年9月。
追い打ちをかけるように記録的な豪雨が能登を再び襲い、土砂災害や浸水が発生。
復旧の歩みが押し戻された地域も少なくありません。
そして今——
発災から1年半が経ち、多くの人が仮設住宅で新たな生活を送っています。
しかし、仕事や地域のつながりを失ったまま、不安な日々が続いています。
報道は減っても、支援が必要な現実は、何も変わっていません。
自分の力だけでは立ち上がれない。
それでも、「もう一度始めたい」「ここで生きていきたい」——
そんな思いを、ずっと持たれています。
だからこそ、復興には“寄り添い続ける存在”が必要です。
時間がかかっても、答えが見えなくても、そばにいて、支え続けること。
それが、人が再び歩き出すために、どうしても欠かせない力だと、私たちは信じています。


そんな私たちの支援の中で、現地の方々からこんな声が届いています。
被災後、約1年運営していた「まちのの湯」。
利用いただいた住民の方がこんな言葉をいただきました。
「冬も夏もずっとお風呂を運営し続けてくれてありがとうね」
水道が開通せず、お風呂に入れないことは、体力的にも精神的にも大きな負担になりました。
「ここに来ればお風呂に入ってホッとできる」
——そういった心がゆるむひとときをお届けするため、私たちは毎日お湯を沸かし、笑顔で迎えていました。
「えっ、まだPBVさんいてくれたの!?」
また、輪島市内で活動中に久々にお会いした方から、こんな言葉が届きました。
支援が少しずつ減っていく中、今も同じ顔のスタッフが変わらず地域にいて、話を聞き、困りごとに寄り添っている。そのことが、何よりの安心感や信頼につながっているのだと、教えてくれました。
「PBVさん、なんとかならんかね」
——私たちを信じて、頼ってくれる人がいます。
“一人ひとりの「今」に寄り添う支援を”
——私たちPBVは、この想いを胸に、被災地での中長期的な支援を続けています。


ピースボート災害支援センターが
大切にしている、支援のかたち。
災害は、ある日突然、
日常を奪い、当たり前だった暮らしを一瞬で変えてしまいます。
家を失い、大切な人と離れ、先の見えない不安の中で、
多くの人が「どう生きていけばいいのか」と戸惑い、立ちすくんでいます。
復旧には、早くても数ヶ月。
地域によっては、何年もかかることもあります。
そしてその間、人の心や生活を支える“つながり”が、必要とされ続けます。
PBVはこれまで、国内外100を超える被災地で、
緊急支援はもちろん、その“つながり”を切らさぬよう、
中長期の復興支援、そして次に備える防災・減災の活動を続けてきました。
現地に足を運び、声を聴き、共に過ごすなかで、
支援が終わっても関係が続いている地域がいくつもあります。
たとえば、2018年の西日本豪雨で出会った方々とは、
その後も防災研修や災害に強い地域づくりを共に行い、
「次に誰かを助ける力」を地域に育てています。
「支援して終わり」ではなく、「共に歩む」関係へ。
PBVは、人と人とのつながりを大切にしながら、
支援の“循環”と“広がり”を育てていくことを使命としています。
PBVの活動を
あなたの力で支えてください
あなたの力で支えてください
被災地の報道が減ったとしても、被災した方の苦しみや不安は、
すぐには消えません。
避難所での生活、住まいの再建、地域のつながりを取り戻すこと——
そのすべてに、長い時間と、人の力が必要です。
PBVはこれまで、発災直後の緊急支援はもちろん、
その後の長い道のりにも寄り添い続けてきました。
でも、それは、私たちだけの力では続けられません。

誰かの隣に、寄り添い続けるために。
今、あなたの力が必要です。
あなたのご支援は、
一人の被災者に安心を、ひとつの地域に希望を届け、
そしてまた、別の誰かへの支援へとつながっていきます。
今回のキャンペーンでは、
新たに50名の「災害支援サポーター」を募集しています。
ぜひこの機会に、支援の輪に加わってください。

1日約33円からのご支援で、
被災地に安堵と安心を届けることができます。

毎月1,000円のご寄付で、
栄養が偏ったり不足してしまう被災者に、30食分の温かい食事を届けることができます。

毎月3,000円のご寄付で、
避難所の寝床など生活環境を整備することで、被災者の健康維持や災害関連死の予防に繋がります。

毎月10,000円のご寄付で、
生活を再建するために、被災した自宅(1軒)の清掃や壁・床材剥がし、消毒などによって家屋を保全することができます。
- 1年間継続の場合
- ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
公益社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程[PDF]
災害支援サポーター
仲間たちの声
仲間たちの声
東日本大震災発生後、現場のニーズを拾いながら、それを具体化、具現化していく姿。地元に密着して真摯な支援活動をするPBVの皆さんに心を動かされました。
以降、年に1回募金していましたが、少額でも毎月送金できる災害支援サポーターに変更しました。PBVの安定した資金源のひとつとなり、活動の計画が少しでも立て易くなるのではと思ったからです。
日常の仕事や生活に追われている自分には、とても出来ることではありません。自分の代わりにPBVの皆さんに現地に入ってもらい、動いていただいているような気持ちも抱いています。
2016年の熊本地震で、私の実家が被災しました。その時、全国各地から支援をしていただいて、いまでも感謝しています。
その後、少しでも恩返しができればと思い、西日本豪雨が発生したときに初めてボランティアに参加しました。災害ボランティアの現場は、私にとって心の中で「ありがとう」を伝える場でもありました。
「日本のどこにいても、いつ災害に襲われてもおかしくない」という被災経験からの想いとともに、何かできることがあればと思い、PBVのサポーターになることにしました。
PBVは、
災害支援を専門とする公益法人です。
災害支援を専門とする公益法人です。
PBVへの寄付は、税控除の対象

寄付の使い道を毎年公開

クレジットカードで決済可能

人こそが人を支える
東日本大震災をきっかけにPBVを設立しましたが、それ以前から中越沖地震をはじめ、2018年西日本豪雨やトルコ・シリア地震など、これまでに国内外70箇所以上の被災地で支援活動に取り組んできました。
どんなに物資があっても、「人の手」が足りなければ、必要な支援は届きません。支援の現場で感じ続けてきたのは、「人こそが人を支える」ということです。
能登半島地震から1年半が経った今も、PBVは石川県珠洲市や輪島市で活動を継続しています。発災直後の緊急対応から、地域に寄り添う長期支援まで。時間が経った今も、必要な支援があります。
そしてこれから先、新たな災害が起きたときにも、いち早く現地に駆けつけるための備えが必要です。PBVは、そうした声に応え続ける団体でありたいと思っています。
そのために、継続的に活動を支えてくださる「災害支援サポーター」を募集しています。
毎月のご寄付は、今起きている災害への対応はもちろん、次に起こる災害に対しても即座に動き出すための力になります。
これまで支えてくださった皆さん、そしてこれから応援してくださる方と一緒に、PBVはどんな災害が起きても、すぐに駆けつけ、寄り添い続けていきます。
それが、人が再び歩き出すために、どうしても欠かせない力だと、私たちは信じています。

事務局長 上島安裕
キャンペーン概要
災害支援サポーターへの新規申し込み、または、既に災害支援サポーターの方で月々の寄付金額を増額変更いただいた方、 その他、下記の方を対象に、能登半島「珠洲の塩」をプレゼントいたします。
「珠洲の塩」は、日本海の海からとれたミネラル豊富な伝統的な塩です。
キャンペーンご参加の感謝込めて、お送りいたします。
また、お手元への到着は10月末以降が想定されますので、こちらも合わせてご了承ください。

- キャンペーン期間
- 2025年9月9日(火)~10月31日(金)
- 対象者
- (1)新たに災害支援サポーターへ申込みいただいた方
(2)すでに災害支援サポーターの場合で、毎月の支援額を増額いただいた方
(3)災害支援サポーターへ、再入会された方
(4)災害支援サポーターの方で、知人にご紹介いただいた方※- 知人からのご紹介を受けてお申込みされる場合、申し込みフォームの【メッセージ記入欄】に、ご紹介者のお名前とメールアドレス(または電話番号)をご記載ください。
よくある質問
いつでも可能です。退会方法については、こちらをご覧ください。
可能です。ピースボート災害支援センター(PBV)は、2025年4月1日に内閣総理大臣により「公益社団法人」としての認定を受けました。当団体への寄付金は、特定公益増進法人としての税制上の優遇措置(寄付金控除)が受けられます。
受領書は、年に1度(1月下旬ごろ)に、前年にご入金が確認できた寄付額を記載した受領書をお送りします。異なる時期に受領書が必要な方は、ご連絡ください。
受領書は当団体にてご入金が確認できた日付で発行しております。お申込み日ではなく、各クレジットカード決済代行会社から当団体に入金された日付となります。お申込み日と当団体入金日が2~3か月異なる場合があります。
受領書の宛先は、申込み時のご登録名、ご住所とさせていただきます。紛失などによる領収書の再発行はいたしかねます。大切に保管してください。