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「仮設きずな新聞」終刊のお知らせ

あき
2016/02/01・あき

「仮設きずな新聞」編集長のあき、こと岩元暁子です。
今日は皆様に大切なお知らせがあります。

2011年10月に発行が始まった「仮設きずな新聞」ですが、今年3月で終刊することになりました。
多くの人に支えられ、また多くの人に楽しみにされてきた新聞なのですが、震災から5年を迎え、資金や担い手の課題があり、団体として議論をした結果、終刊ということになりました

1月10日発行の109号に、新聞終刊の経緯を掲載してあります。
この投稿の一番下に転載いたしますので、読んでみてください。

◎ボランティア募集
新聞の終刊に伴い、これまでのように「ボランティアが一軒一軒訪問し、手渡しで新聞を配布する」という現在のスタイルのボランティア活動も基本的には3月で終了になります。
「活動に興味はあったけれど、機会がなくて参加出来なかった」という方、ぜひ3月までに来てください!!

<新規ボランティア受け入れ日程>
 ・2月24日(水)-25日(木)
 ・3月5日(土)-6日(日)
 ・3月19日(土)-20日(日)

※日程がどんどん埋まっているので、お早目に!
※お申し込みはこちら

◎終刊に際してメッセージ
新聞終刊に伴い、新しいコーナーを始めました。
「土の人と風の人と」という題で、編集部やボランティア、読者である住民さんからこれまでの「仮設きずな新聞」の歴史を振り返ってメッセージをもらう、というコーナーです。
「仮設きずな新聞のボランティアに参加して、こんな素敵な出会いがあった」「仮設きずな新聞のあの記事が一番心に残ってる」等のメッセージを送ってもらえたら、仮設きずな新聞、および仮設きずな新聞のFacebookページに掲載させていただきます(文字数等は自由ですが、新聞に掲載するときは抜粋する場合があります)。

宛先:kasetsukizuna@pbv.or.jp
件名:終刊メッセージ

◎今後について
地元のボランティアさんやずっとこの活動を支えてくださっていた方々からは「仮設きずな新聞が終わったとしても、何かしらの活動は続けたい」という声が挙がっています。
そこで、石巻市内の仮設住宅に対して、何かしらの活動を行っていきたい人たちを中心に、今後のことを話し合っていきたいなと思っています。

興味のある方はぜひご連絡ください。

詳細が決まりましたら、またご連絡させていただきます。
ぜひ皆さんの力を貸してもらえたらありがたいです。

ピースボート災害ボランティアセンター
仮設きずな新聞 編集長
岩元暁子(あき)

=====(仮設きずな新聞 第109号より)====

◆仮設きずな新聞 終刊のお知らせ

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。新年早々、このようなお知らせをお届けすることに、ためらいや心苦しさが感じながら筆を執っております。

 2011年の10月に創刊して以来、ご愛読いただいてきました「仮設きずな新聞」ですが、2016年3月末を持ちまして発行を終えることとなりました。

 昨年の8月に「仮設きずな新聞」が第100号を迎え、ささやかなお礼の会を開催した際に、「できる限り発行を続けて欲しい」、「毎号楽しみにしている」と嬉しい声も沢山頂いておりました。また、3月には震災から5年が経ち復興公営住宅の建設も進み、新しい生活の場へと移り住んで行かれる方がいる一方で、今後もしばらく仮設住宅での生活を続けられる方がいることも承知しております。

 終刊の判断にあたり、団体内部でも多くの議論がありました。仮設住宅に住む最後の一人の方が新たな生活の場に移るまで新聞を発行し続ける、という形もあったのかもしれません。しかし、今回は団体としてもより大きな変化を求められることになりました。2011年3月17日に、私たちが石巻での災害支援活動を開始してから、力になれることは何でもしようと、家屋清掃、炊き出し、避難所サポートなど様々な活動を実践してきました。それらは日本全国・世界各地から駆けつけた延べ8万人ものボランティアによるものでした。時間が経つにつれ、一方的に支援する側とされる側という垣根を越えて、共に歩める関係を模索していきました。「仮設きずな新聞」でも、地域で活動している方に編集委員として加わって頂き、仮設にお住まいの皆さんにも新聞配布のお手伝いなどを担って頂きました。

 石巻の皆さんと関わっていく過程で、石巻を好きになり、石巻に通い続けるまたは移り住むボランティアや職員が大勢現れました。皆さんが様々な人達と出会い、育んでくださったこのような繋がりを今後も大切にしていきたいと考えています。そこで、今後も石巻に関わり続けられるように、組織を改変し、4月には石巻に根ざした新団体を立ち上げることになりました。運営する資源が限られるため、「仮設きずな新聞」の活動は3月末で終了しますが、4月以降も石巻の一員として形を変えながら関わり続けていくことになります。

 残り3ヶ月も変わらぬご愛読をよろしくお願いいたします。  

一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター
代表理事   山本 隆
石巻現地代表 小林 深吾

あき 岩元暁子(あき)
1983年、横浜生まれ。数年勤めた米系IT企業を退職後、フラフラしていたら震災発生。2011年4月、PBVのボランティアに参加。その後長期に渡り石巻に滞在し、マッドバスターズ(泥かき)、側溝清掃、漁業支援、避難所支援、工場支援、仮設支援に携わったのち、2012年4月より専従スタッフになる。現在は「仮設きずな新聞」編集長。趣味は洋裁、着物、フルート。2013年1月、ミュージカル「A COMMON BEAT」東北第一期に出演。