【5日目】環境という目でアジアを見ると

2016年8月2日 洋上2日目

朝のHRを終え、本日の最初の企画は「青少年交流」という日韓交流イベントです。
テーマは「環境」。ワークショップ形式で東アジア平和マップを作ります。
シベリア・満州・中国・朝鮮半島・日本など8つの地域に分かれます。
その分かれた地域にあるような動物や植物の絵を描き、2mほどある地図が描かれているバナーに貼り付け、地図を作成していきます。

day5_1

今回進行をしてくれた、彫刻家でもあるキム・ボンジュンさん
キムさんは、完成した地図を見ながら、コメントしました。
「この地図の中には、絶滅してしまった動物たちも多くいます。絶滅してしまった動物たちはもう会うことはできません。」
「人間は一部分のものしか目に入らないけど、視野を広げて全体地球を愛していきましょう。」

中学生たちは絵をかきながら、韓国の高校生たちと触れ合うことができました。
「韓国の人ともっと仲良くなれた~」「名前聞かれた~!!!!」などとても嬉しそうです。

イベントのない、自由時間の過ごし方は人それぞれです。暑いのにもかかわらず、スポーツデッキでのバスケをする子どももいます。「あっつ~い」と言いながらも楽しく、バスケで汗を流しました。

day5_2

午後にも青少年交流はありました。
午前中の平和マップの作成から現在の世界の環境問題を考え、自分たちに何ができるのか考えていきます。教えていただくのは、韓国のスンムン中学校で環境を教えている、シン・ギョンジュンさんです。
まずは映像や写真を使い、今世界でどんな環境問題が起きているのかを知ります。
知識を知った上で自分たちが地球のために何ができるのかを手の形をしたうちわに5つ書いていきます。

day5_3

環境汚染で森が少なくなり、ゴリラの数が少なくなっているという話を聞き、「もう無駄に携帯を買い替えない」「もっと環境について考えてゴリラを守ろう!」という声が多く聞こえました。

夕方にはスポーツデッキでソーラン節を練習しました。

day5_4

ソーラン節の発表の場となる日韓文化交流まではあと少し!最後の追い上げとして参加します。

今回は在日ブラジル人として、大使館経由で船旅に参加しているブライアン君も初参加!
船の中では、ブラジルの伝統文化やスポーツを伝える企画を行う予定です。彼は、南相馬の子どもたちと同部屋なのです。せっかくの機会なのでソーラン節に誘い一緒に踊ることに。
力強くみんなと踊ります。
周りも、ブライアンくんに「こうだよ?手はもっとこうだよ」と教えながら一緒に教えていきます。

ご飯前に一汗流すと、ブライアン君と一緒にみんなで夕食を食べに行きました。
毎日、どんどん友達が増えていきます。

Comments are closed.