石巻のボランティアへ向かう皆さんへ

12月に入り、石巻は本格的な冬を迎えています。

 

 


缶詰工場「木の屋」さんのお店前で見つけたクリスマスツリー

 

石巻の冬はそれほど積雪が多くないそうですが、それでも毎朝の冷え込みはかなり厳しいです。
朝、目が覚めると、カスカファッション(ボランティア宿泊施設)の路上には、氷が張っていました。

 

震災直後のテント生活の時の寒さに比べれば、屋根もあって壁もあるわけですが、寒いものは寒いです。


カスカファッションに入った念願のストーブ

 

それぞれの宿泊場所には、ストーブや電気毛布を入れたりと、ボランティア向けの越冬対策もしていますが、もちろん皆さんが普段使っているであろう暖房器具などが完備されているわけではありません。

 

 

寒い中、固まった身体で作業するとケガもしやすくなります。毎朝のラジオ体操、これもボランティアの安全を守るために大事なこと。集団生活なので、風邪を引くと、周りの人にも気を遣いますし、何よりせっかく日程を調整して石巻までやってきても復興のお手伝いができなくなります。うがい、手洗いも忘れずに。

 

当たり前を、油断せずにちゃんとやること。
まだまだ継続したボランティア活動が必要だからこそ、自分自身の健康にも十分注意してください。

 

photo: Takayuki Suzuki