海でも陸でも大活躍!漁業支援チームによる畑作り

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小網倉浜での畑作りの様子。今回は海を望む高台にあるお宅横にて。

 

石巻市東部の牡鹿半島に数多くある浜や漁港で、ピースボートの漁業支援チームが活躍しているのはこのブログでも紹介していますが、今回はいつもとは少し違う陸での活動の様子を報告します。

 

11月9日、短期ボランティアメンバーを中心にした10数人が向かったのは、牡鹿半島の小網倉浜という場所。日中日差しを浴びれる場所であれば暖かくも感じますが、海から吹く風は冷たく、時には強く舞い、冬がすぐそこまで近付いていることを知らせてくれます。

 

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海を背にして撮った一枚。津波と流された瓦礫の影響で土地は荒れ、海水の影響で赤黒く変色した木々も奥に見えます。

 

もともと高齢者が多く住む土地柄、漁と合わせての自給自足とまではいかずとも小規模の畑で野菜を作る家庭が多かったのがこの地域でした。住民の方も多くが仮設住宅に移り住んでいますが、閉じこもりがちにならないためにも畑いじりをしたいという声が、震災から半年を過ぎた頃から徐々にニーズとして挙がってきていました。今までは各浜の漁の復興が優先されていましたが、場所によってはそちらが落ち着きつつある最近では、漁業支援チームが畑作りをお手伝いする日も出てきています。

 

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畑の近くまでトラックが入れない場所では、ねこ(運搬作業用一輪車)を使って土や肥料を運んでいきます。

 

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土を運び、周りを瓦や石で囲んだ後、小石を取り除きながら耕していきます。鍬などの道具ももちろん使いますが、時にはこうやって直接手で掘り起こしたりも。熱くなるほど体を動かし、半袖になるメンバーの姿もありました。

 

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こちらは別の畑で鹿除けのネットを張る準備をしている様子。

 

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15時過ぎ、ほぼ作業が終了。通常は四角く作るものですが、ここではカワイイ円形の畑が出来上がりました。

 

3.11から8ヶ月を過ぎ、支援の形は復旧から復興へと大きくシフトしていっています。すでに朝晩は身を切るような冷え込みですが、より一層寒さが厳しくなる冬、そして震災から一年を迎える来春に向けて、ボランティアができる支援の形にも様々な変化があるでしょう。大事なのは、それぞれの人たちがそれぞれの場所で被災者の方々と共に歩んでいくこと。

どんな場所にも、新しい芽が生まれ育つ春の訪れを信じて。

 

 

 

All photos by Mitsutoshi Nakamura