6月12日(日)、震災3ケ月、災害ボランティア報告&説明会 イベント予約受付を開始します!

震災から3ヶ月が経過する6月12日(日)、ピースボートが行ってきた石巻での支援活動についての報告会を開催します。

この日は、現場の第一線で支援の輪をつないできたピースボート共同代表の山本隆も駆けつける予定。そのほか、一般ボランティアとして石巻で活動したミュージシャンのSUGIZOさん、大規模な災害ボランティアの現場コーディネートを請け負ったリビア出身の学生などもゲスト出演。そのほか、外国人ボランティア、企業からの社員ボランティア経験者など、第一部は、バラエティー豊かなメンバーによるトークを繰り広げます。第二部は、6月、7月に被災地での災害ボランティアを希望する人に向けた

【 日  時 】 201年6月12日(日) 第一部 14:0015:30 第二部 16:0018:00

【 開催場所 】 JICA地球ひろば

【 予 約 】 「ピースボート災害ボランティアセンター」

TEL03-3363-796710:00-19:00/日祝休み

※満員のため、予約受付は終了しました。

<< 転送歓迎 >>

ピースボート災害ボランティア報告説明会

震災3ヶ月、宮城県石巻でNGOはどう動いたか

「ここだけで阪神の被害を超えている。できることなんて何もないかもしれない。でも、これ以上の犠牲は見たくない。誰かが動かなければ・・・」

3月17日の現地入り直後、壊滅的な被害を前にして、ピースボート共同代表の山本隆はこう思っていました。国内外で数々の災害救援活動を行ってきた山本でさえ、当初は具体的な支援プランは何もありませんでした。続く余震、凍える寒さ、混乱する情報、ガソリン不足、聞こえてくる悲鳴・・・。地元行政や災害ボランティアセンターの職員も被災し、身動きが取れない中で決断したことは、「一人でも多く、一日でも早くボランティアの力を現場に投入しよう」というものでした。

「ボランティアは時期尚早」との意見が出る中で、ピースボートは3月25日から災害ボランティアの派遣をスタートさせました。以来、交替で現地入りしたボランティアは、日本全国だけでなく海外からも含めて述べ2,300名を越えています。地盤沈下で浸水する町に炊き出しを届けたり、泥かき作業により商店や保育所が再開したり。ボランティアの懸命な作業もあり、石巻の町は確実に復興に向けて動き始めました。

石巻市が、いち早く、そして大規模な災害ボランティアが機能する鍵となったのは、災害対策本部や自衛隊などの行政、社会福祉協議会や青年会議所などの地元組織、NGO/NPOや企業CSRなどの外からの支援の輪がつながったこと。石巻には、阪神淡路大震災や新潟中越沖地震でも経験のない新しい相互協力モデルが生まれました。

震災から3ヶ月が経過するこの日、現場で支援の枠組みづくりに奔走してきたピースボートの山本隆と、現地ボランティアコーディネーター、これまでのボランティア経験者が駆けつけ、石巻での活動報告と今後の展望についてお伝えします。

【日 時】 2011年6月12日(日) 第一部14時開始 第二部16時開始

【場 所】 JICA地球広場 東京都渋谷区広尾4-2-24

http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

【参加費】 無料

【定 員】 200名

【予 約】 お電話にて事前予約の上、当日直接会場へお越しください。

「ピースボート災害ボランティアセンター」

TEL03-3363-7967

※満員のため、予約受付を終了しました。

◇ 当日プログラム ◇

13:30 開場

14:00 第一部 「活動報告トークイベント」

山本隆ピースボート共同代表

SUGIZOミユージシャン/LUNA SEA、X JAPAN

アーデル・スレイマンリビア出身、学生

ほか 外国人ボランティア、企業の社員ボランティア など

15:30 休憩

16:00 第二部 「定期現地派遣ボランティア説明会」

16:30     「オリエンテーション」

18:00 終了

◇ 出演者プロフィール ◇

●山本隆ピースボート共同代表

自身も被災者となった95年の阪神淡路大震災をはじめ、新潟、トルコ、台湾、パキスタン、スリランカなど国内外の多くの震災の現場をいち早く訪れ、支援活動を行ってきた震災支援コーディネーター。今回の震災では、3月17日に石巻市に入って以降、地元の自治体や他団体と協力しながら現場での指揮をとり続けている。

●SUGIZOミュージシャン

日本を代表するロックバンド、LUNA SEAやX
JAPANのギタリストをはじめ、ソロ活動、映画や舞台のコンポーザーとして活躍するミュージシャン。また、音楽活動と平行し、環境活動や平和活動にも積極的に参加、行動をしている、アクティヴィストとしても知られる。震災後は、ピースボートボランティアの一員として、石巻に向かい、自身の手で、家屋の清掃や泥のかき出し、炊き出しなどの作業を行う。ボランティア不足が深刻な現在、自身のブログ等でボランティア参加を呼びかけ、本人も6月3日から再度、一ボランティアとして出発する。

●アーデル・スレイマン在日リビア人学生、ボランティアコーディネーター

リビア出身。慶応義塾大学総合政策学部1年。内戦状態に陥った母国の惨状に胸を痛めつつも、4月初旬から5月にかけて、ボランティアとして石巻を訪れる。現地では大勢のボランティアをコーディネーターする仕事を担った。

被災地の支援活動の状況により、一部出演者が変更になる可能性もございます。予めご了承ください。

第二部では、今後被災地での災害ボランティアを希望する方に向けた「定期現地派遣ボランティア説明会」、6/17(金)6/25(土)の期間で現地派遣を検討している方に向けた「オリエンテーション」も行います。

イベントご予約の際は、お電話にて、「第一部のみ」「第二部のみ」「どちらも参加」のご希望も合わせてお知らせください。

【主催・お問い合わせ】

ピースボート災害ボランティアセンター

http://www.pb-kyuen.net/

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1

TEL03-3363-796710:00-19:00/日祝休み

FAX03-3363-7562

MAILkyuen@peaceboat.gr.jp