東日本大震災犠牲者 石巻市慰霊祭

ピースボートは、今回の東日本大震災で残念ながら亡くなられた全ての犠牲者の方々のご冥福をお祈りすると共に、全ての被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

去る6月19日被災から100日の節目に、石巻市ではの総合運動公園にて「東日本大震災犠牲者 石巻市慰霊祭」が行われました。

僕らボランティアは作業終了後、ご遺族の方々の参列・献花が終わった夕方に集合し、献花に行ってきました。写真で簡単に報告します。

集合後、まずはスタッフから説明を受け、喪章代わりの黒ガムテープを左胸に。

総合運動公園に設置された仮設の慰霊祭会場。

一礼をして入場します。

僕らが行った時間には全ての式次第が終了し、ご遺族以外の方々の献花受付時間

だったため、ほとんど人がいない中での献花です。

入口から続く列に並び、石巻市が用意してくれた献花用のお花を受け取ります。

献花台に花を添えた後、手を合わせ犠牲者のご冥福をお祈りします。

献花のあとは、出口付近に設置された全国からの応援メッセージのブースに立ち寄り、一つ一つのメッセージに目を通していると、被災者に向けられたはずのそれに僕たちボランティアも勇気を分けてもらいました。

全国から東北へ向ける思いを背負って、僕たちは活動しているのだと襟を正す思いでした。

この辺りでは、献花のお花とは別に参列者の帰り際に花を渡すという風習があり、ボランティアもそれぞれ花を受け取り、それぞれの形で亡くなられた犠牲者の方々へ思いを馳せていました。

ボランティアの中には、もう2ヶ月以上滞在し続ける人、1週間のプランを何度もリピートしてくれる人、2泊3日の短期で来ている人など、この街に滞在している期間も体験してきた作業内容もバラバラですが、それぞれが出会い見てきた、この街に生きる人と津波の傷跡にどんな思いを馳せていたのでしょうか。

100日の節目を越えて、明日からも復興作業に精を出します

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