【エクアドル】 地震被害地域へのコミュニティ支援

 

2016年4月16日にエクアドルの沿岸地域で、マグニチュード7.8の地震が発生し、661人が亡くなり、16,600人が負傷しました。一部の報道では、熊本地震の約6倍の強さだと言われています。被害地域は広範囲に及び、震源地から数百キロ離れた地域でも、建物が倒壊する被害がありました。

エクアドルは、国際NGOピースボートのクルーズが寄港する場所でもあり、現地カウンターパートナーを通じて、資金協力を行いました。現地の方たちによって実施された活動を報告します。

 

震源地付近のマナビ州ペデルナレス郡では、ライフラインの80%に甚大な被害をもたらしました。コミュニティの電気供給が失われ生活再建を困難にしていました。また、被災後バスの停留場所が定まっていないため、子どもたちや家族たちは不規則なバスを灼熱の下もしくは雨にさらされながらバスを待たざる負えませんでした。

今回の資金協力によって、この被害を受けた地域に暮らす120世帯が使用している電気・電波供給ラインの復旧と住民が利用するバスの停留所も再建が行われました。

コミュニティーに電気をつなぐための電力導線が購入され、竹柱を使用した電力網設備が作られました。バスの停留所に関しては、郡中心につながる主要道路に、地域の建材、建築を利用して建設さられました。主に学校に通う子どもたちが安全にバスを利用できるようになりました。

 

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